Monday, January 26, 2009

GPSのデータをGoogle Earthに読み込んでみた

馬場南遺跡(神雄寺跡)発掘調査 現地説明会に行ったとき、GPSもいっしょに持っていった。電源をいれっぱなしにして、リュックの外ポケットに入れっぱなし。このとき歩いた軌跡のデータをGoogle Earthに読み込んでみたら、以下の通り。

神雄寺のあたりが林っぽかったけど、あとは空が見える場所なので、そんなに大きなずれはないと思う。あとで写真ファイルに埋め込んでみよう。

Thursday, January 22, 2009

MicrosoftのImage Composite Editorはなかなか優秀

MicrosoftのImage Composite Editorはパノラマ写真を作るソフトなのだが、無償の割になかなか優秀だ。

下の画像は、馬場南遺跡(神雄寺跡)発掘調査 現地説明会に行ったときに撮った写真を5枚、放り込んだら、うまい具合につないでくれたパノラマ写真。左手に見えるのが文廻池。中央の人だかりが馬場南遺跡(神雄寺跡)である。


もう一枚は、発掘現場の南端あたりから北に向かって撮った写真をつなげたもの。現地説明会の会場なので撮影中も人が移動しており、写真にもそれが写っているのだが、うまいことつなげてくれている。

ちなみに、左下のパイプと右下のパイプは同一直線上にある。パノラマだからこうなっちゃうのね(途中ずれてるところもあるし)。ゆがんでしまうのに目をつぶれば、雰囲気をつかむのにはよいのではないかな。ここからQuickTime VRにできたりしたら面白いんだが。

Friday, January 16, 2009

週刊 安土城をつくる

週刊 安土城をつくるというシリーズがデアゴスティーニから出るらしい。今年、卒論のテーマとして安土城の復元に取り組んだ学生もいるし、ちょっと欲しいなぁ、と思ったりする。

でも110号まであるらしいから、2年間、毎週1500円ずつ払う根気はないなぁ (^_^;)

Thursday, January 15, 2009

デジタル情報の長期保存に暗雲(日経新聞)

『日経新聞』2008年12月27日朝刊「文化」欄に「学術資料や映像記録 デジタル情報の長期保存に暗雲 媒体に寿命 更新コスト莫大」という記事が載っている。

昨年10月に開催された国際シンポジウム 「デジタル知の恒久的な保存と活用にむけて―デジタルジレンマへの挑戦」の報告がメイン。例えば「品質でフィルムと同等の4k(画面を横4096、縦2160の画素で表現)のデジタル映画は、一本当たりの保管コストがフィルム映画の11倍にもなる」ため、最近ハリウッドでは保存用の映画をフィルムに焼き直しているらしい。このシンポジウムも「デジタルが最上と信じてきたが、『そんな問題があったのか』との思いに駆られて企画した」との由。

この記事の中で、我らが後藤先生がコメントを寄せている:
花園大学の後藤真専任講師は、「ハードディスクが稼働を始めて三ヶ月で二%の不具合が発生、五年で一〇%弱に達したとする、米国での調査結果がある」と話す。
新聞記事なので、後藤先生の発言や意図はかなり端折られていると想像する(私も経験あるので (^_^;;)。後藤先生のことだから、ハードディスクがどーのというような物理的な話がメインではなく、保存とはそもそもどんな行為か、みたいなこととか、史料論的なこととか、政策的なこととかを話したんじゃないかと思うが、そのへんは身内特権でご本人から聞くとしよう。

しかしまあ、ハリウッドの人たちの中には、「お前ら情報屋が『これからはデジタルですよ』なんて言うから高い金を払って設備投資したのに、今頃になって『デジタルは保たない』とか言うなよ、ボケ」なんて思ってる人もいるんだろうなぁ (^_^;; 善意に基づいているとは言え、自作自演と言われても仕方がない(ほかの業界でもよく見るけどね)。私も「デジタル万歳」的なことを発言したり論文に書いたりしてるので、片棒を担いでます。すいませんすいませんすいません。

もっとも保存だけがデジタルの目的ではなく、先の映画の例で言えば、ポストプロダクションとかでデジタルの恩恵(特殊効果とかね)を多分に受けているだろうから、トータルでデジタル化はプラスだったのかマイナスだったのか、評価をしなければならないんだろうけど。

Friday, January 09, 2009

卒論〆切日

今日は卒業論文提出〆切日。提出予定の7名が全員無事、提出した。よかった、よかった。