Monday, May 02, 2011

ゼミ遠足 in 高取城址

例年、春の遠足は6月頃と相場が決まっていたのだが、今年は後藤先生と中野渡先生(日本史学科・古代史ゼミ、城好き)とのトップ会談で急遽、4月の遠足が決定した(6月は6月でやる予定なのだが)。筆者(師)は、城については人並みというか、わざわざ出かけて見に行くほどではないので、城好きの行動力はいまいち理解出来ない (^_^;) もっとも、最近、情報歴史学ゼミの遠足は、割と城が多い気がする。
そういえば、城じゃないけど、高山陣屋(2004年11月)にも行ったなぁ。

さて、今回は情報歴史学ゼミ(OB含む)+古代史ゼミ+αで総勢16名の大軍団となった。

自動車で裏手に回れば本丸のすぐ側まで行けるのであるが、日本一の高低差がある山城ということで、城の正面に当たる壺阪山駅から徒歩で本丸を目指す。標高差が400メートル以上の山登りである。なかなかきつい行程だったが、全員無事本丸に到着。
個人的には、話には聞いていたものの、想像以上に立派な石垣の迫力に圧倒された。あと、山内にいくつか寺社があったのを、実見することができたのはよかった(子嶋寺、壺阪寺が近くにあることからもわかるように、このあたりは仏教史的にも興味深い地域)。

今回は山城ということでGPSを持って行った。一昔前のGARMIN GPSmap 60CSxだが、森の中でも数メートル誤差ぐらいで拾ってくれたようだ。デジカメで撮った写真のExifにGPSデータ(緯度経度情報)を一括で埋め込んだら、下の写真のようにiPhotoの「撮影地」モードでずらっとポインタが並んだ。写真の検索にはメタデータが重要なのである。