こんな案内をいただきました。
うお、めっちゃ行きたい。でも別のイベントが入りそうだ (^_^;;
花園大学 文学部 史学科/文化遺産学科 情報歴史学コースと情報歴史学研究会のためのブログ。コンピュータを利用して歴史学およびその周辺の領域をハッピーにできないかという目的のために日々、教育と研究に右往左往しているが、その途中経過を一部、白日のもとに晒してしまおうという自虐的な試みだったりする。
Monday, October 15, 2007
Sunday, September 02, 2007
【イベント】第1回 文化遺産のデジタルドキュメンテーションと利活用に関するワークショップ
情報歴史学研究室: お隣さんのコメントでご紹介いただきました。
プログラムを見るとおもしろそうな感じです。今月は出張続きで今回のは行けなさそうですが、次回は関西開催とのことなので、都合がつくなら是非参加したいですね。
プログラムを見るとおもしろそうな感じです。今月は出張続きで今回のは行けなさそうですが、次回は関西開催とのことなので、都合がつくなら是非参加したいですね。
Friday, August 31, 2007
Monday, August 20, 2007
【イベント】東京国立博物館「博物館情報学研究会」
こんな案内を頂きました(以前のポストも参照)。
参加お申し込み
参加をご希望の方は、(1)ご氏名 (2)ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号) (3)おさしつかえなければ勤務先、在学校名等のご所属 をお知らせください。
宛先:
電子メール joho0829@cr.tnm.jp(半角英数字)
ファクシミリ 03-3822-8502
郵便:〒110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課情報管理室
※受信したお名前、メールアドレス等の個人情報は、今後当館の研究会等の催しのご案内に利用させていただくことがございます。
東京国立博物館「博物館情報学研究会」のご案内
東京国立博物館では「博物館情報学の構築」を研究課題の一つとして調査研究を進めていますが、このたび「博物館業務と所蔵品データベース」をテーマに、下記の要領で公開研究会を開催いたします。残暑厳しい折ですが、多くの方のご参加をいただければ幸いに存じます。日時
2007年8月29日(水)13:30から16:30まで(会場受付は13:00から)会場
東京国立博物館 平成館小講堂(ご来館の道順は当館ウェブサイトからごらんください)報告者
- 横溝廣子 氏(東京藝術大学大学美術館 准教授)
- 井上卓朗 氏(日本郵政公社郵政資料館 資料専門員)
- 村田良二(東京国立博物館情報課 研究員)
参加お申し込み
参加をご希望の方は、(1)ご氏名 (2)ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号) (3)おさしつかえなければ勤務先、在学校名等のご所属 をお知らせください。宛先:
電子メール joho0829@cr.tnm.jp(半角英数字)
ファクシミリ 03-3822-8502
郵便:〒110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課情報管理室
※受信したお名前、メールアドレス等の個人情報は、今後当館の研究会等の催しのご案内に利用させていただくことがございます。
【イベント】Historical Maps and GIS
名古屋大学環境学研究科が主催する“International Symposium on Historical Maps and GIS”と、人文地理学会・歴史地理研究部会の第108回研究会との共催とのことです。
しかし最近、研究会とかのサイトはブログかWikiが主流みたいになってきてるなぁ。
- 日時:8月23〜24日
- 会場:名古屋大学東山キャンパス文系総合館7Fカンファレンスルーム
しかし最近、研究会とかのサイトはブログかWikiが主流みたいになってきてるなぁ。
【イベント】歴史知識学の創成
こんなイベントの案内を頂きましたので、こちらでもお報せします。
歴史知識学の創成 科学史・文化史研究と歴史知識学
2007年9月15日(土)13:00~17:00 東京大学文学部215番教室- 基調報告
- 石川徹也(史料編纂所・前近代日本史情報国際センター・教授)「歴史知識学の創成を目指して」
- 佐藤賢一(電気通信大学・准教授)「『明治前日本科学史』と科学史研究のその後」
- 末柄豊(史料編纂所中世史料部・准教授)「『大日本史料』における学芸史料」
- 相田満(国文学研究資料館・助教)「『古事類苑』と和漢古典学オントロジ」
- 研究報告
- 「『明治前日本科学史』の検索システム構築-歴史情報を対象とする「知識の構造化」の具現例-」(史料編纂所・大日本印刷(株)共同研究プロジェクト)
- 「『明治前日本科学史』を対象とする”日本の科学・技術者人物情報”抽出システム-明治前日本科学・技術者人物DB構築を目指して-」(史料編纂所・NTTデータ(株)共同研究プロジェクト)
Tuesday, June 26, 2007
[ニュース] 3次元の古代ローマをフライスルー
WIRED VISION / 3次元の古代ローマをフライスルーなんてニュースがあったのでご紹介。
街をまるまるデジタル化したというだけでもなかなか興味深い記事だけど、それ以外でも、
街をまるまるデジタル化したというだけでもなかなか興味深い記事だけど、それ以外でも、
Frischer所長はこの3次元モデルを、ローマ研究者たちがオンラインフォーラムとして利用できる「修正可能な『Wiki』」にしたいと考えている。という部分には注目したい。市街ひとつをまるまるデジタル化するだけでなく、それを不特定多数の人がいじれるというのだ。この手の「よってたかって」何かをしようというプロジェクトは常に、異説をどうするか、複数の説を許容する場合のビューはどうするか、などの問題を抱える。このプロジェクトがどうなるのか、注目したい。
Wednesday, June 06, 2007
ゼミ旅行2007 in 天橋立
6月5日、3回生、4回生ゼミ合同で天橋立にゼミ旅行に行くことに。総勢17名(田中先生、2回生2名も参加)でにぎやかな感じである。天橋立は世界文化遺産を目指しているらしい(→京都新聞電子版: 天橋立の国内暫定リスト追加申請へ 世界遺産検討委)。ちなみに3月まで花園大学に居られた山田邦和先生は、世界遺産検討委委員の一人らしい(→平安京閑話: 天橋立を世界遺産に!、の巻)。山田先生の話では、この会議に美術史ゼミの福島先生の書かれた本?が資料として出ていたらしい(福島先生は「天橋立図」で有名な雪舟の専門家)。なにげに花大に関係者が多い話題だったりする。それはともかく、情報歴史学はデジタル・アーカイブなどで文化財行政とつながっているが、今回のこのニュースは国内外の文化財行政に関して思いを巡らす良いきっかけである。
幸い天気にも恵まれ、渋滞もなく、最初の目的地である丹後国分寺跡と京都府立丹後郷土資料館へ到着。国分寺跡は、基壇跡だけが往時を偲ばせるものの、基本的には草ぼうぼうのありがちな更地なのだが (^_^;; 土地が割と斜面なのが興味深かった。個人的には、奈良仏教萌えということで、写真をとりまくる。郷土資料館の常設展示は小規模(花園大学歴史博物館・第2展示室よりちょっと広いぐらい?)、民俗関係の資料が割とたくさん展示されていて、田中先生の解説に耳を傾ける。近くに民家も保存されていて、部屋に上がったり民具に触れたりできるのが、今時の展示って感じである(ハンズオンってやつですな)。展示について考えるのは、情報歴史学研究室: アートの大切さや情報歴史学研究室: 子ども文化教室でも書いたように、情報歴史学的に重要なテーマの一つである。ここに限ったことではないが、博物館・美術館の展示を観るのは、いろいろな面で勉強になるのである。
その後、天橋立の北側、籠神社(籠神社 - Wikipedia)へ。ここから各自自由行動で、1時間半後に天橋立の南側(智恩寺)に集合というシナリオである。とりあえず目の前に神社があるということで、皆でお参り。ちょうど茅の輪くぐり(茅の輪 - Google 検索)をやっていたので、皆でくぐる。ちょっと脱線するが、神社の参拝の作法とかも、皆、意外に知らないんだねー。最近、細木数子氏が神社の参拝の仕方に異議を唱えたことについて、神社界から大きな批判を浴びたりしたけど(西野神社 社務日誌 - 二拝二拍手一拝という作法はとても勉強になる)、京都の大学の史学科の学生としては、そういうのも勉強しておいてもらいたいものである。
さてその後はいくつかのグループに分かれて、天橋立を観光。私のグループは砂浜をぶらぶら歩きながら、海に入ったり(したのは私ともう一人だけ (^_^;;)、木陰でご飯を食べたりしたのだが、けっこう強い日差しで、両腕は真っ赤に日焼けしてしまった。海はとてもきれいであった。歩きながら、上に書いた世界遺産のことなど、「漁業をやってる人への影響は?」とか「海水浴場のままで、文化遺産にできるのかね?」とか言いながら、学生たちと議論する。実家では魚取りがどーのとか、しょーもない話をしながら、親睦を深めるのもまた旅行の目的の一つ。集合場所の智恩寺(ちなみに花園大学と縁の深い臨済宗・妙心寺派)は、小さいお寺ながら中世〜近世ぐらいのおもしろいものがたくさんあった。
Monday, June 04, 2007
ARCADIA解禁!
考古学の高橋先生から教えていただきました。
しかも、GIS情報と結びついていて、地理的に近い遺跡や、Google Mapsと連携した周辺地図表示機能がまたすばらしい。
- ARCADIA -考古学支援サイト-(東京工業大学亀井宏行研究室)
しかも、GIS情報と結びついていて、地理的に近い遺跡や、Google Mapsと連携した周辺地図表示機能がまたすばらしい。
Sunday, May 13, 2007
情報処理学会・第74回人文科学とコンピュータ研究会発表会
言わずと知れた(知ってるよね? (^_^;;)人文科学とコンピュータ研究会の例会である。
5月25日(金)、龍谷大学瀬田学舎での開催なので、都合がつく情報歴史学コースの学生は、できるだけ参加すること。最新の成果に触れることで(その場では全然わけがわからなくても)必ず力になるのだ。
5月25日(金)、龍谷大学瀬田学舎での開催なので、都合がつく情報歴史学コースの学生は、できるだけ参加すること。最新の成果に触れることで(その場では全然わけがわからなくても)必ず力になるのだ。
情報知識学会・第15回年次大会
東京での開催だが、情報歴史学関連の発表もいくつかあるので、紹介しておこう。
プログラム
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2007年5月25日(金)
12:30 受付開始
13:00〜13:50 総会
14:00〜15:40 一般発表(1)
1 レファレンスデータに対するNDCの自動付与
○原田 隆史(慶應義塾大学), 江藤 正己(慶應義塾大学大学院),
大西美奈子(NRIネットワークコミュニケーションズ)
2. 引用論文における引用箇所間の近さをとらえる尺度
江藤 正己(慶應義塾大学大学院)
3 SRU/SRWを用いた教育図書館資料の書誌検索システムの構築
○江草 由佳(国立教育政策研究所),
高久 雅生(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター)
4. 著者とキーワードの関連性に着目した研究領域ブラウジングシステムの試作
○レボウィッツ 紀子(筑波大学大学院), 松村 敦, 宇陀 則彦(筑波大学)
15:50〜17:30 シンポジウム「Web2.0時代の情報システム」
パネリスト : 岡本 真(Academic Resource Guide)
兼宗 進(一橋大学情報処理センター)
(終了後、外部の別会場で懇親会開催を検討中です)
2007年 5月26日(土)
9:20〜10:35 一般発表(2)
5. 営みのLatticeの構造化とアブダクション
福永 征夫(アブダクション研究会)
6. 音楽著作権についての歴史的研究 〜革命期から19世紀のフランスを
中心に〜
石井 大輔(筑波大学大学院)
7. 科学技術文献の解析・可視化における辞書の活用について
○甲田 彰, 坂内 悟(科学技術振興機構)
10:50〜12:05 一般発表(3)
8. ユーザの Web 閲覧履歴を用いた検索支援システム
○堀 幸雄(香川大学), 今井 慈朗(香川大学), 中山 堯(神奈川大学)
9. 古典籍説明文からのドメイン知識の抽出
○長塚 隆(鶴見大学), 神門 典子(国立情報学研究所)
10. 人文研究を支援するデータベースシステム-聖教検索および系図表示-
○朴明 哲(和歌山大学大学院), 森本 雅史, 立花 純児,
村川 猛彦(和歌山大学),宇都宮 啓吾(大阪大谷大学), 中川 優(和歌山大学)
13:30〜14:10 論文賞表彰式 および 論文賞記念講演
14:15〜15:05 一般発表(4)
11. 科研費による研究助成の効果に関する調査
○柿沼 澄男, 西澤 正己, 孫 媛, 根岸 正光(国立情報学研究所)
12. キーワード分析による科研費におけるゲノムおよびナノテクノロジー
関連研究の動向調査
○西澤 正己, 孫 媛(国立情報学研究所)
15:20〜16:35 一般発表(5)
13. 日本発行の科学技術雑誌数の分析
時実 象一(愛知大学)
14. 文化資源オントロジの構築とその活用
研谷 紀夫(東京大学大学院), 馬場章(東京大学)
15. ターミノロジー論における階層関係の概念について
山本 昭(愛知大学)
- シンポジウム「Web2.0時代の情報システム」のパネリストである岡本さんは、大学などが公開しているデジタルコンテンツ、デジタルアーカイブについて調べる時には欠かせないAcademic Resource Guideの編集人。メーリングリストには今すぐ登録せよ(ブログのRSSとかを何かに登録してもいいけど)。下の本も有益:
- 6の話は、古典テキストの校訂を著作物と認めるかどうか、という論点につながりそうなので興味深い。石岡克俊「音楽/楽譜の校訂と著作権法(前編) 校訂権とその周辺(その二)」(『漢字文献情報処理研究』7)参照。
- 9、10、14は情報歴史学系の発表。特に10は、3回生ゼミでこの間読んだ系図のデジタル化の問題の続きなので、要注目。
- 15の「ターミノロジー」とは、専門用語学とでも訳すことができるものだが、データベースでキーワード検索などの機能を開発する際、必ずドツボにはまるのがキーワード間の関係をどうやって記述するか、ということ。この問題に取り組んでいるのがターミノロジー。下記文献参照:
Wednesday, April 25, 2007
mixiにコミュを作りました
mixiに「情報歴史学コース」コミュを作りました。
mixiのIDが欲しい人は招待状を送るので、連絡して下さい(入会したら携帯電話でもできるけど、登録にはパソコンのメールアドレスが必要なので注意)。
mixiのIDが欲しい人は招待状を送るので、連絡して下さい(入会したら携帯電話でもできるけど、登録にはパソコンのメールアドレスが必要なので注意)。
Wednesday, April 18, 2007
情報歴史学コース全体指導
学内掲示板に掲示が出ていると思いますが、来週火曜日18時から、情報歴史学コース所属学生全員(2〜4回生)と担当教員による全体指導を行います。
なお、全体指導終了後、懇親会を予定しています。
- 日時:4月24日(火)18時〜
- 場所:返照館302教室
なお、全体指導終了後、懇親会を予定しています。
Tuesday, April 10, 2007
情報知識学会 人文・社会科学系部会研究会のご案内
以下の案内を頂く。博物館情報学はちょっと興味があるので、参加したいのだが、その日は仕事なんです(涙)。田良島さんは情報歴史学業界の重要人物(チープな表現ですいません)の一人。最近では、歴史地震史資料の電子化などでご活躍(http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/chikyu_0511.htmlなど参照)。
※交通と地図はこちら http://www.tnm.jp/jp/guide/index.html
参加希望の方は、stara@nifty.com(半角英数字)あて ご氏名・ご連絡先(email・電話・Fax等)をお知らせください。
文書でご連絡の場合は 110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課気付 田良島 あて にお願いします。
※お預かりした個人情報は、次回以降のこの会合の連絡にのみ使用します。
情報知識学会 人文・社会科学系部会研究会のご案内
しばらく研究会の開催が滞っておりましたが、新しい企画として「博物館と情報」をテーマに若手の研究者から話題を提供していただきます。広くご参加を歓迎いたします。(部会担当:田良島 哲)日時
2007年4月21日(土)15:00~17:00(14:30受付開始)会場
東京国立博物館 平成館小講堂(台東区上野公園13-9。博物館「西門」から入館してください)。※交通と地図はこちら http://www.tnm.jp/jp/guide/index.html
プログラム
- 15:00 主催者あいさつ
- 15:05-15:45 「博物館・美術館におけるデジタル画像に対する意識について―館種、規模、デジタル化達成率の違いによる意識の差―」
奥本素子(総合研究大学院大学 文化科学研究科) - 15:45-16:25 「人文系博物館の目録情報の現状―都道府県博物館への調査結果より―」
北岡タマ子(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科) - 報告終了後、自由討議
参加方法
どなたでもご参加いただけます。参加希望の方は、stara@nifty.com(半角英数字)あて ご氏名・ご連絡先(email・電話・Fax等)をお知らせください。
文書でご連絡の場合は 110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課気付 田良島 あて にお願いします。
※お預かりした個人情報は、次回以降のこの会合の連絡にのみ使用します。
Friday, April 06, 2007
Digital Humanities Quarterly
日本語訳すれば『季刊デジタル人文学』。人文学とコンピュータとの関わりについて幅広い視点から論じた論文をオンラインで公開する電子ジャーナル。英語だけど、がんばって読んでみる価値はあると思うぞ。
Digital Humanities Quarterly
Digital Humanities Quarterly
日本アーカイブズ学会2007年度大会
日本アーカイブズ学会2007年度大会
- 日時:2007年4月21日(土)13:00−17:00、4月22日(日) 9:30−18:00
- 会場:学習院大学(JR目白駅下車5分)
Monday, April 02, 2007
「美濃部家屋敷図」の出典など
情報歴史学研究室: 【講義メモ】コンピュータで遺跡を復元するで紹介した藤井君のCGについて、明石観光協会から問い合わせがあった。なんでも、明石の歴史について勉強されているボランティアガイドの方がこのブログを見て、どのような資料を使ったのか知りたいと観光協会に問い合わせをされた由。藤井君に代わり、観光協会の方には電話でご連絡をしたが、ブログでも答えられる範囲でお答えしたいと思う(以下の情報は藤井君の卒業論文に基づくものであり、このエントリを書くにあたって当該文献や明石市立文化博物館等を直接(再)確認しているわけではないので、そのあたりはご了承いただきたい)。
この例に限ったことではありませんが、一般に「復元」と言っても、各種史資料を研究者が解釈し、多分に恣意を交えて構成したものであるということをご理解いただければ幸いです。
「美濃部家屋敷図」の出典
明石市立文化博物館『発掘された明石の歴史展―明石城武家屋敷跡―』(明石市立文化博物館、1996年)に掲載。「美濃部家屋敷図」に東西南北の表示はあるか?
あります。「美濃部家屋敷図」から敷地の広さ、縦横の長さなどはわかるか?
大雑把な情報は得られるが、正確な数値はわからない。CGを作る際には、発掘調査報告書などを利用している。いくつかあげると:- 明石市立文化博物館『明石市明石城武家屋敷跡 I』第1分冊(明石市教育委員会、1994年)
- 兵庫県教育委員会埋蔵文化財調査事務所『明石市明石城武家屋敷跡』第109冊(兵庫県教育委員会、1992年)
- 稲原照嘉「明石城の発掘調査」(『信濃』第52巻第10号、信濃史学会、2000年)
- 前掲『発掘された明石の歴史展―明石城武家屋敷跡―』
建物の高さの推定
「美濃部家屋敷図」は平面図であるため、これからは高さなどは推定できない。しかしながら、幸いにして昭和初期の写真が残っており、塀の高さなどについては大まかに知ることができる(前掲『発掘された明石の歴史展―明石城武家屋敷跡―』所収)。それ以外には、現存する同時代の武家屋敷や、“建築指図”と呼ばれる史料(設計図みたいなもの)などから推定している。この例に限ったことではありませんが、一般に「復元」と言っても、各種史資料を研究者が解釈し、多分に恣意を交えて構成したものであるということをご理解いただければ幸いです。
Saturday, March 31, 2007
CH74@滋賀
情報処理学会・人文科学とコンピュータ研究会が情報歴史学にとって重要な研究組織であることは、情報歴史学コースに所属している諸君であればすでに知っている(よね? (^_^;;)ことと思うが、その第74回研究発表会が、5月25日(金)、龍谷大学瀬田学舎(滋賀県大津市)で開催される。
プログラムやアクセス方法についてはリンク先からたどってほしいが、都合がつく学生は是非参加して、最先端の研究発表に触れてほしい。
この研究会は年に1度は関西で(つまり、花大の近郊で)開催されるが、この手の研究発表の場がこのように近場で開催されるということを当たり前だと思うのは間違いである。やはりこの日本は東京中心なので、一般的に言えば重要な学会や研究会、シンポジウムなどは東京で開催されることが多いし、場合によっては国外で開催されることも少なくない(可能ならば遠征もしてほしいけど)。それに対して、情報歴史学系の学会、研究会は割と関西で開催されることが多いので、地の利を活かして経験値を積んでほしいのである。
プログラムやアクセス方法についてはリンク先からたどってほしいが、都合がつく学生は是非参加して、最先端の研究発表に触れてほしい。
この研究会は年に1度は関西で(つまり、花大の近郊で)開催されるが、この手の研究発表の場がこのように近場で開催されるということを当たり前だと思うのは間違いである。やはりこの日本は東京中心なので、一般的に言えば重要な学会や研究会、シンポジウムなどは東京で開催されることが多いし、場合によっては国外で開催されることも少なくない(可能ならば遠征もしてほしいけど)。それに対して、情報歴史学系の学会、研究会は割と関西で開催されることが多いので、地の利を活かして経験値を積んでほしいのである。
Saturday, March 17, 2007
2006年度学位授与式
今年も無事、3名の卒業生を送り出すことができた。卒業おめでとう!卒業式の式辞と言えば退屈なものと相場が決まっているし、そもそも毎年卒業式に出続けている身としては(卒業生たちと違って)新鮮さもないわけだが、今日の同窓会長の式辞は、私が情報歴史学ゼミでずっと言い続けてきたことに重なるような気がして、ちょっと感慨深かった。
…臨済禅師がまだ若かった頃、ある寺の住職に手紙を届けるお使いを頼まれた。その寺に行って玄関番に手紙を渡すと、その玄関番は恭しく手紙を受け取った。そして玄関番は臨済に言った。「この手紙は確かに受け取りました。ところで、あなたの手紙は?」…
歴史研究においては客観的、実証的であること、主観的でないことが求められる。「君の考えを聞きたいわけじゃない、史料にはどう書いてある?」云々。一方、私はゼミで何度も「どうしてそれをやるのか?」「どうしてそのデータベースを作るのか?」を何度も問うてきた。玄関番の「あなたの手紙は?」とある意味同じだ。両者は一見対立するようだが、決してそうではない。
ともあれ、卒業おめでとう!
Wednesday, March 07, 2007
東洋学へのコンピュータ利用・第18回研究セミナー
京大で行われる毎年恒例の東洋学へのコンピュータ利用・第18回研究セミナー(3月22〜23日)が開催される。プログラムはこんな感じ。
2日目には私もGoogle Earthやら安土桃山時代の京都がらみで発表する。地理情報システム(GIS)を知識表現で使うには?みたいなことを話す予定。
情報歴史学コースの諸君には、是非参加してほしい。
- 22日
- 13:30〜13:40 開会挨拶
- 13:40〜14:20 曖昧な「唐代」概念…山田崇仁(京都大学)
- 14:20〜15:00 唐代官制の概念モデリングの試み…白須裕之(京都大学)
- 15:20〜16:00 「唐代の行政地理」に関する「史料」問題…牛根靖裕(京都大学)
- 16:00〜16:40 唐代人物知識ベースの現在…山本一登(京都大学)
- 23日
- 10:30〜11:10 東洋学文献デジタルアーカイブの色彩学的諸問題…當山日出夫(花園大学)
- 11:10〜11:50 人文科学研究におけるGoogle Earthの使い道…師茂樹(花園大学)
- 13:10〜13:50 朝日字体の終焉…安岡孝一(京都大学)
- 13:50〜14:30 インターネットリソースとしての仏教文献…永崎研宣(山口県立大学)
- 14:30〜15:10 UCSの統合漢字から見る包摂規準…川幡太一
- 15:30〜16:10 UCSにおける甲骨文字収録の意義と問題点…小形克宏(うさぱら)
- 16:10〜16:50 インターネット・リサーチで文字用例をさがす…高田智和(国立国語研究所)
- 16:50〜17:00 閉会挨拶
2日目には私もGoogle Earthやら安土桃山時代の京都がらみで発表する。地理情報システム(GIS)を知識表現で使うには?みたいなことを話す予定。
情報歴史学コースの諸君には、是非参加してほしい。
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