すでにいろいろなところで報じられているが、おなじみGoogle Earthが古地図に対応した:
詳細はこの記事にリンクしているサイト群をたどってほしい(日本語のやつだけで十分)。
情報歴史学な皆さんとしては、現代の地図と古地図との重ね合わせとかについてはすでに目にしていると思うし、それに関する論文なども紹介していると思う(今年はしてないっけ?だったら来週あたりちょっと紹介しよう)。
この手のものでは古地図を現代の地図にあわせるようにゆがめて重ねるわけだけど、これって実はいろいろな問題を抱えている。そもそも、現代人が普通だと思うような空間把握を昔の人はしていなかったので、古地図は「不完全な地図」ではなく「現代人が考える地図とは別の何か」だ。そのへんのことについて理解(というか、自覚)していないと、歴史研究としては全然意味のない結果が出てしまうことがある。
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