mixiに「情報歴史学コース」コミュを作りました。
mixiのIDが欲しい人は招待状を送るので、連絡して下さい(入会したら携帯電話でもできるけど、登録にはパソコンのメールアドレスが必要なので注意)。
花園大学 文学部 史学科/文化遺産学科 情報歴史学コースと情報歴史学研究会のためのブログ。コンピュータを利用して歴史学およびその周辺の領域をハッピーにできないかという目的のために日々、教育と研究に右往左往しているが、その途中経過を一部、白日のもとに晒してしまおうという自虐的な試みだったりする。
Wednesday, April 25, 2007
Wednesday, April 18, 2007
情報歴史学コース全体指導
学内掲示板に掲示が出ていると思いますが、来週火曜日18時から、情報歴史学コース所属学生全員(2〜4回生)と担当教員による全体指導を行います。
なお、全体指導終了後、懇親会を予定しています。
- 日時:4月24日(火)18時〜
- 場所:返照館302教室
なお、全体指導終了後、懇親会を予定しています。
Tuesday, April 10, 2007
情報知識学会 人文・社会科学系部会研究会のご案内
以下の案内を頂く。博物館情報学はちょっと興味があるので、参加したいのだが、その日は仕事なんです(涙)。田良島さんは情報歴史学業界の重要人物(チープな表現ですいません)の一人。最近では、歴史地震史資料の電子化などでご活躍(http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/chikyu_0511.htmlなど参照)。
※交通と地図はこちら http://www.tnm.jp/jp/guide/index.html
参加希望の方は、stara@nifty.com(半角英数字)あて ご氏名・ご連絡先(email・電話・Fax等)をお知らせください。
文書でご連絡の場合は 110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課気付 田良島 あて にお願いします。
※お預かりした個人情報は、次回以降のこの会合の連絡にのみ使用します。
情報知識学会 人文・社会科学系部会研究会のご案内
しばらく研究会の開催が滞っておりましたが、新しい企画として「博物館と情報」をテーマに若手の研究者から話題を提供していただきます。広くご参加を歓迎いたします。(部会担当:田良島 哲)日時
2007年4月21日(土)15:00~17:00(14:30受付開始)会場
東京国立博物館 平成館小講堂(台東区上野公園13-9。博物館「西門」から入館してください)。※交通と地図はこちら http://www.tnm.jp/jp/guide/index.html
プログラム
- 15:00 主催者あいさつ
- 15:05-15:45 「博物館・美術館におけるデジタル画像に対する意識について―館種、規模、デジタル化達成率の違いによる意識の差―」
奥本素子(総合研究大学院大学 文化科学研究科) - 15:45-16:25 「人文系博物館の目録情報の現状―都道府県博物館への調査結果より―」
北岡タマ子(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科) - 報告終了後、自由討議
参加方法
どなたでもご参加いただけます。参加希望の方は、stara@nifty.com(半角英数字)あて ご氏名・ご連絡先(email・電話・Fax等)をお知らせください。
文書でご連絡の場合は 110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課気付 田良島 あて にお願いします。
※お預かりした個人情報は、次回以降のこの会合の連絡にのみ使用します。
Friday, April 06, 2007
Digital Humanities Quarterly
日本語訳すれば『季刊デジタル人文学』。人文学とコンピュータとの関わりについて幅広い視点から論じた論文をオンラインで公開する電子ジャーナル。英語だけど、がんばって読んでみる価値はあると思うぞ。
Digital Humanities Quarterly
Digital Humanities Quarterly
日本アーカイブズ学会2007年度大会
日本アーカイブズ学会2007年度大会
- 日時:2007年4月21日(土)13:00−17:00、4月22日(日) 9:30−18:00
- 会場:学習院大学(JR目白駅下車5分)
Monday, April 02, 2007
「美濃部家屋敷図」の出典など
情報歴史学研究室: 【講義メモ】コンピュータで遺跡を復元するで紹介した藤井君のCGについて、明石観光協会から問い合わせがあった。なんでも、明石の歴史について勉強されているボランティアガイドの方がこのブログを見て、どのような資料を使ったのか知りたいと観光協会に問い合わせをされた由。藤井君に代わり、観光協会の方には電話でご連絡をしたが、ブログでも答えられる範囲でお答えしたいと思う(以下の情報は藤井君の卒業論文に基づくものであり、このエントリを書くにあたって当該文献や明石市立文化博物館等を直接(再)確認しているわけではないので、そのあたりはご了承いただきたい)。
この例に限ったことではありませんが、一般に「復元」と言っても、各種史資料を研究者が解釈し、多分に恣意を交えて構成したものであるということをご理解いただければ幸いです。
「美濃部家屋敷図」の出典
明石市立文化博物館『発掘された明石の歴史展―明石城武家屋敷跡―』(明石市立文化博物館、1996年)に掲載。「美濃部家屋敷図」に東西南北の表示はあるか?
あります。「美濃部家屋敷図」から敷地の広さ、縦横の長さなどはわかるか?
大雑把な情報は得られるが、正確な数値はわからない。CGを作る際には、発掘調査報告書などを利用している。いくつかあげると:- 明石市立文化博物館『明石市明石城武家屋敷跡 I』第1分冊(明石市教育委員会、1994年)
- 兵庫県教育委員会埋蔵文化財調査事務所『明石市明石城武家屋敷跡』第109冊(兵庫県教育委員会、1992年)
- 稲原照嘉「明石城の発掘調査」(『信濃』第52巻第10号、信濃史学会、2000年)
- 前掲『発掘された明石の歴史展―明石城武家屋敷跡―』
建物の高さの推定
「美濃部家屋敷図」は平面図であるため、これからは高さなどは推定できない。しかしながら、幸いにして昭和初期の写真が残っており、塀の高さなどについては大まかに知ることができる(前掲『発掘された明石の歴史展―明石城武家屋敷跡―』所収)。それ以外には、現存する同時代の武家屋敷や、“建築指図”と呼ばれる史料(設計図みたいなもの)などから推定している。この例に限ったことではありませんが、一般に「復元」と言っても、各種史資料を研究者が解釈し、多分に恣意を交えて構成したものであるということをご理解いただければ幸いです。
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