Friday, April 24, 2009

『情報歴史学入門』出ました

情報歴史学担当の教員3名による『情報歴史学入門』が出版されました(されています)。Amazonに出るまでブログでの紹介は控えようと思ってたけど、我慢できずに一般公開。

後藤真・田中正流・師茂樹『情報歴史学入門』(金壽堂出版、2009年3月)

情報歴史学コースの学生は教科書指定をしているので、当たり前だが買って下さい。ぶっちゃけて言うとこの本は、情報歴史学コースの先輩たちの人体実験の上にできあがった、現役の君たち(未来の学生)のために書かれた本なのです。もちろんそれ以外の方々にも手に取っていただけたら幸いです。

目次は以下の通り:
  • 情報歴史学の目指すもの
  • この本の読み方
  • 第1部 データベースの読み方
    • 第1章 木簡データベースを読む
    • 第2章 正倉院文書データベース(SOMODA)を読む
    • 第3章 怪異・妖怪伝承データベースを読む
    • 第4章 文化庁「子ども文化教室」を読む
  • 第2部 デジタル化の技法
    • 第1章 目録類のデータベース
    • 第2章 文献史料
    • 第3章 モノ史料/建物/遺跡
    • 第4章 無形民俗文化財
    • 第5章 地理情報
  • 第3部 情報を引き出す
    • 第1章 はじめに
    • 第2章 検索
    • 第3章 数理的分析
    • 第4章 シミュレーション
  • 第4部 情報を発信する
    • 第1章 著作権とライセンス
    • 第2章 様々な公開方法
    • 第3章 利用状況調査とフィードバック
  • 第5部 卒業論文に向けて
    • 第1章 問題を立てる
    • 第2章 先行研究の集め方
    • 第3章 論文の書き方
    • 第4章 卒業制作の流れ
  • あとがき
  • 著者紹介
  • コラム
    • Wikipediaをどのようにつかうのか
    • どの言語から始めるか
    • 歴史学の方法
    • バックアップは念入りに
    • ブログでの論文のメモ
    • ウェブサイトやソフトウェアの引用方法

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