- 石川徹也・赤石美奈「「歴史知識学」の特集にあたって」
- 横山伊徳「史料編纂とディジタル化のメタヒストリー」
- 若林晴子・マーティン C. コルカット「海外機関所蔵の日本史史料 ―目録編纂,ディジタル化,データベース構築の現状と課題―」
- 安達文夫「歴史研究情報の統合検索と歴史知識」
- 林晋・永井和・宮崎泉「文献研究と情報技術 ―史学・古典学の現場から―」
- 田中譲・猪村元「Transmedia: 文書画像の全文検索のための知識メディア技術」
- 柴山守「時空間概念に基づく地域・歴史事象の写像と知識獲得 ―地域情報学の視点から見る歴史知識学―」
- 久保正敏・原正一郎・関野樹「三次元時空間モデルとその展開 ―歴史知識を構築するために―」
「情報歴史学」と「歴史知識学」とは何が同じで何が違うのかについてはこれからいろいろ検討していきたいと思いますが、重なる部分が多く参考になるのは間違いないですし、またお互いに刺激を与え合うようなことでなければならないと思います。
ここ1年ぐらい、上の『歴史知識学ことはじめ』(2009年3月)、『情報歴史学入門』(2009年3月)、『日本歴史』で特集「日本史研究とデータベース」、そして上の特集と、なんだか歴史学におけるコンピュータ利用が続々出ている印象がありますね。