Thursday, April 30, 2009

DSの開発環境を配布?

先日投稿した情報歴史学研究室: 京都文化博物館でNintendo DSを使った展示支援に関連する情報が流れてきた。NIKKEI NET(日経ネット):任天堂、「DS」の用途拡大 学校で自作教材を配信によると、
学校で先生がつくった独自の教材をDSに配信し生徒が解答できるようにしたり、博物館で展示物の解説をDSで聞けるようにしたりする。公共施設などが目的に合わせて独自のコンテンツを簡単に作成し、DSに配信できるシステムを新たに開発した。
例えば学校が導入する場合、生徒にあらかじめDSを配布。教員がパソコンからDSに自作の教材を無線で配信すれば、テストなどの解答を教 師のパソコンで一覧できるようになる。学校側は必要なソフトをパソコンに組み込んで使う。設備としては無線LAN(構内情報通信網)対応の装置を導入すれ ば利用できる。
とのこと。とすると京都文化博物館の事例は、これのテストなのかもしれない。本学の歴史博物館にも応用可能なら、やってみたいところ。

Tuesday, April 28, 2009

京都文化博物館でNintendo DSを使った展示支援

京都文化博物館でNintendo DSを使った展示の閲覧支援をしているらしい。時雨殿とは違って、自分のDSを持ち込む必要がある。
京都新聞によると、
21日から6日間の試験運用では多くの来館者が利用し、西京区の豊田武さん(69)は「画像と音で作品の魅力が伝わってくる」と話していた。
とのことだが、失礼ながら69歳の方がマイDSを持ってらっしゃるとも思えないので(ちなみに私も持っていない)、試験運用のときだけ貸し出したりしたのだろうか。本当に「画像と音で作品の魅力が伝わってくる」ものであれば、ぜひ体験したいものである。

Friday, April 24, 2009

『情報歴史学入門』出ました

情報歴史学担当の教員3名による『情報歴史学入門』が出版されました(されています)。Amazonに出るまでブログでの紹介は控えようと思ってたけど、我慢できずに一般公開。

後藤真・田中正流・師茂樹『情報歴史学入門』(金壽堂出版、2009年3月)

情報歴史学コースの学生は教科書指定をしているので、当たり前だが買って下さい。ぶっちゃけて言うとこの本は、情報歴史学コースの先輩たちの人体実験の上にできあがった、現役の君たち(未来の学生)のために書かれた本なのです。もちろんそれ以外の方々にも手に取っていただけたら幸いです。

目次は以下の通り:
  • 情報歴史学の目指すもの
  • この本の読み方
  • 第1部 データベースの読み方
    • 第1章 木簡データベースを読む
    • 第2章 正倉院文書データベース(SOMODA)を読む
    • 第3章 怪異・妖怪伝承データベースを読む
    • 第4章 文化庁「子ども文化教室」を読む
  • 第2部 デジタル化の技法
    • 第1章 目録類のデータベース
    • 第2章 文献史料
    • 第3章 モノ史料/建物/遺跡
    • 第4章 無形民俗文化財
    • 第5章 地理情報
  • 第3部 情報を引き出す
    • 第1章 はじめに
    • 第2章 検索
    • 第3章 数理的分析
    • 第4章 シミュレーション
  • 第4部 情報を発信する
    • 第1章 著作権とライセンス
    • 第2章 様々な公開方法
    • 第3章 利用状況調査とフィードバック
  • 第5部 卒業論文に向けて
    • 第1章 問題を立てる
    • 第2章 先行研究の集め方
    • 第3章 論文の書き方
    • 第4章 卒業制作の流れ
  • あとがき
  • 著者紹介
  • コラム
    • Wikipediaをどのようにつかうのか
    • どの言語から始めるか
    • 歴史学の方法
    • バックアップは念入りに
    • ブログでの論文のメモ
    • ウェブサイトやソフトウェアの引用方法

Tuesday, April 21, 2009

情報歴史学コース全体指導2009

今日は情報歴史学コース全体指導&懇親会でした。2回生が都合で出席できなかったのは残念ですが、3、4回生で交流が深められたのはよかったですね。あと、OBが2名、参加してくれたのは嬉しかったです。研究会の参加者も増えそうで何よりですね。

写真を取り損ねたのは失敗した (^_^;; お疲れさんでした。

Wednesday, April 15, 2009

今後の予定

4月21日(火)18:00〜に、毎年恒例の情報歴史学コース全体指導を行います。その後、またいつもの通り懇親会をします。コース所属の学生は原則全員参加ですが、欠席する者はあらかじめ連絡をするように。OB・OGで参加希望の人も、ご連絡を。

情報歴史学研究会は、28日(火)から原則毎週、18時スタートでやる予定です。昨年度の積み残しのほか、新しいネタ(明珍先生の研究会、考古学研究室とのコラボなど)もありますので、多くの学生の参加を待ってます。研究会の方は、情報歴史学コース以外の学生も参加OKです。

Friday, April 10, 2009

春のイベントは東京

この春は、情報歴史学系のイベントが東京で多く開催されるようだ。