Showing posts with label 博物館. Show all posts
Showing posts with label 博物館. Show all posts

Sunday, April 17, 2011

緊急討議「東日本大震災 被災支援とMLAK-いまわたしたちにできることは」

先日、Save MLA!!というエントリで日本史研究会の「シンポジウム 大規模自然災害から京都の地域歴史遺産を守る」についてご紹介しましたが、同日、東京で以下のようなイベントも開催されます。
残念ながら私はどちらにも参加できませんが、その報告内容については注目したいと思います。文化遺産学科としても何か行動を起こせないか、というような話も出ています。学生の皆さんも「いまわたしたちにできることは」何かを考えてみてください。

Sunday, April 03, 2011

Save MLA!!

連日、東日本大震災のニュースがメディアを賑わしています。被災された方へ心からお見舞いとお悔やみを申し上げるとともに、一刻も早い復旧を願わずにはいられません。

生活必需品やライフライン、医療体制など、人命に関わる救済・支援が今も続いていますが、博物館、美術館、文書館、図書館、大学など、歴史学・文化遺産学に関連する各種施設の復旧もまた大きな問題です。現在、Twitterを中心としてSaveMLAという活動が行われています。我らが後藤真先生も中心メンバーの一人です。

MLAとは(授業で何度も取り上げているので説明するまでもないですが)Museum=博物館・美術館、Library=図書館、Archives=文書館の略称です。近年、インターネットなどを使ったMLA連携なんてのが話題となっており、情報歴史学的にも非常に興味深い研究テーマの一つだったりするのですが、震災のためにそれどころではなくなってしまいました。

これに関連して、やはり後藤先生が関わっている日本史研究会の4月例会(2011年4月23日 13:00〜17:00)が、偶然にも「シンポジウム 大規模自然災害から京都の地域歴史遺産を守る」とのことでびっくりしましたが、今後情報歴史学の知見やデジタルアーカイブの技術が「地域歴史遺産を守る」ことに役立つこともあるでしょう。

学生の皆さん、ボランティアや募金なども大切なことですが、一生懸命勉強、研究することも大切です。現在の大震災には皆さんの知識はほぼ無力ですが、次に何かあった時に(もちろん何もないほうがいいに決まってますけど)皆さんが学んだことが役に立つかもしれません。そのためにも、自分のいる場所でしっかりがんばりましょう。

Wednesday, March 09, 2011

ゼミ旅行 in 広島

3月4〜5日、宮島、呉、広島市方面にゼミ旅行にでかけた。いつもこの年のゼミ旅行は、卒論提出お疲れ様といったニュアンスの、卒業旅行的な雰囲気が強く、したがって参加者も4回生以上ばかりであったのだが、今回は2、3回生の参加者もいて、ここ数年の3DCG作成などの研究会活動を通じた結束が感じられた。

10時に全員、新大阪駅に集合して、広島方面へ新幹線で出発。最初の目的地は宮島である。言うまでもなく、日本三景&世界文化遺産の厳島神社を中心とした、見所あふれる場所である。
昼食で牡蠣(うまい!)などに舌鼓を打った後、厳島神社を参拝、宝物館を拝観して、それぞれ自由行動。私(師)は大聖院、千畳閣、要害山などを回ったが、時間があれば弥山を登りたかった。話を聞くと、半分以上が要害山に行ったらしい。戦国時代はやはり人気である。

ホテルは本州側の安芸グランドホテル。予算の割に素晴らしいホテルであった。

二日目はまず、呉市に移動して大和ミュージアムへ。
一昨年のゼミ合宿で靖国神社の遊就館に行った際も、やはり同じような日本の軍事史を中心とした展示を見ることができたのだが、遊就館にはまだいくつか救いがある(というと語弊があるかもしれないが、良かれ悪しかれポジティブな面がある)のに対し、大和ミュージアムはその展示の洗練とは対照的にまるで救いがないのが、見ていてかなり憂鬱であった。いずれも第二次世界大戦で敗北してしょんぼりするのはいっしょなのだが、遊就館はまだ日露戦争という成功体験(もちろん博物館の主観ね)があるのに対して、大和ミュージアムの場合、メインの展示である「最大最強」の戦艦大和が周知のとおりほとんど活躍することなく文字通り海の藻屑と消えたのである。そしてその周辺の展示も、人間魚雷回天や神風特攻隊など、呉で培われた技術の末路としてはあまりにも悲惨すぎるものばかりである。「最大最強」などとミュージアムが胸をはればはるほど、大和の悲惨さは際立つように思われた。悲しい。

その後、広島市へ移動して、自由行動。私は研究会の3DCGメンバーと広島城へ。二の丸の平櫓・多聞櫓・太鼓櫓の内部が公開されていたので、さっそく巻尺で測り出す人たち。
もちろん広島城は一度原爆で失われているので、この櫓も復元ではあるのだが、やはり実物大のものを見るのは勉強になる。さんざんメモを取ったり測ったり写真をとったりした後に天守閣に行ったら、中身が完全に鉄筋コンクリートでできた単なる展示コーナーだったので、がっかりして城を出る。いや、普通は展示を見るべきなのだろうが(それなりに良い展示をしていた)、復元CG脳は鉄筋コンクリートを見ると萎えるのである (^_^;)

その後、急いで広島の定番、原爆ドームを拝む。
いつ見ても、原爆の破壊力の凄まじさに戦慄する。

最後にお好み焼きを食べて、新幹線に乗って解散。お疲れさまでしたー。

Tuesday, July 21, 2009

住まいのミュージアムはすごい

現在、情報歴史学研究会では江戸時代の京町家の復元を行っている。その調査の一環で、住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館を訪れた。文化遺産学科の明珍先生が作った博物館なので、特別にガイドをつけてもらい、通常は見ることができない部分も見せていただくことができた(下の写真は、通常は開いている木戸門を特別に閉めてもらったところ)。

この木戸門をはじめとするすべての建物は、実は新品の材木を使って新築したものを、あれこれやってウェザリング&エイジングしたものなのである。特に長屋の腐りぐあいとか、すごすぎ。

参加学生の頭の中には町家の図面がインプットされているので、見てまわるのが楽しくて仕方がない、という感じ。よい勉強をさせていただきました。関係の皆様に感謝!

Tuesday, April 28, 2009

京都文化博物館でNintendo DSを使った展示支援

京都文化博物館でNintendo DSを使った展示の閲覧支援をしているらしい。時雨殿とは違って、自分のDSを持ち込む必要がある。
京都新聞によると、
21日から6日間の試験運用では多くの来館者が利用し、西京区の豊田武さん(69)は「画像と音で作品の魅力が伝わってくる」と話していた。
とのことだが、失礼ながら69歳の方がマイDSを持ってらっしゃるとも思えないので(ちなみに私も持っていない)、試験運用のときだけ貸し出したりしたのだろうか。本当に「画像と音で作品の魅力が伝わってくる」ものであれば、ぜひ体験したいものである。

Tuesday, October 21, 2008

Friday, October 03, 2008

ひとまず完成

夏休み前から作ってきた秋期企画展用のムービーがひとまず完成。


Sketchupのバグ?というか謎の仕様のおかげで山が入らなかったり画面がちらついたり、プラズマテレビが4:3と聞いていたのに16:9だったので作り直さなければならないかもしれなかったり、完成直後に細かい注文が入ったり、諸々の不満はあるが…


何はともあれ、間に合ったのはよかった。

企画展が始まったら、YouTubeかニコ動にうpする予定。

これまでの苦闘の記録:

Friday, September 26, 2008

図録用画像3点

しばらく身動きがとれないうちに展覧会の図録の〆切になってしまったので、今日あわてて、これまで皆で作ったオブジェクトを集め、風景っぽいのを作ってみました。

まずは、発掘現場を北西方向に眺めた眺望。向こうに見える山並みは、仁和寺とか龍安寺とかがあるあたり。


母屋(建物1)を南西側から見たらこんな感じ。右側の山は比叡山。カメラの設定がよくわからなくて、地面が切れてしまった(涙)。


建物5と甕据え付け穴があったあたりを西南西から。比叡山は左に寄ってます。影をつけるのを忘れた (^_^;;

Tuesday, September 16, 2008

山を作った。

色は適当。

ますます重い…。メモリ4GBでも重い…。もっと高スペックなマシンが欲しい…。

cf. Google Earthから地形のポリゴンを抽出する方法は、Google Earthの画像から地形を作成(Stampツール) - SketchUp (r)を楽しむを参考にしました。

Friday, September 12, 2008

仮組み

今日は、とりあえず、できたのを並べてみた。

重い。

Tuesday, September 09, 2008

今日の成果

建物1(母屋)に屋根がかかった。影がつくと、ちょっとそれっぽい。

ほかにも展覧会での展示にむけていろいろ準備を進める。

Sunday, September 07, 2008

「隠し撮り」の本当の問題

今回の場合、「隠し撮り」が問題だというよりも - 宮本大人のミヤモメモは、所謂“デジタルアーカイブ”を考えるうえでも示唆に富むエントリである。大阪府の橋下知事が、大阪府立国際児童文学館の「実態」を調査するために、私設秘書にビデオカメラを持たせて隠し撮りをした、という話である。

この話を聞いて、ほぼ毎年ゼミで読んでいる新谷尚紀「映像民俗誌論—『芸北神楽民俗誌』とその制作の現場から」(『民俗学の資料論』、吉川弘文館、1999)を思い出した君は鋭い。



この論文では、ビデオなどによる撮影や編集の恣意性の問題――ひっくり返して言えば、カメラに写ったものはありのままの「事実」であると考えてしまう、カメラの透明性の問題――を様々に論じているものである。この論文では「隠し撮り」はむしろ(倫理的に問題があるにせよ)恣意性を排除する方法のひとつとして論じているが、上の宮本氏のエントリでは、隠し撮りであっても撮影者の恣意姓を排除できないことを指摘しており、新谷氏の論文を補強するものであるだろう。

Thursday, June 19, 2008

考古学研究室との合同研究会

6月17日に開催した今年度1回目の情報歴史学研究会は、考古学研究室との合同開催でした。

なんで合同で研究会をやったかというと、花園大学歴史博物館の秋の特別?展で、新校舎建設にともなう発掘(花園大学 発掘日誌参照)の成果をお披露目することが決定しているのですが、その展示の一部を我々情報歴史学コースで担当することになったからです。情報歴史学研究室: 発掘現場3DCG(改訂版)をお披露目みたいな3DCGによる復元や、それをつかったムービーなどを作成する予定なのですが、それに先立って今回の発掘について勉強しておこうということで考古学研究室で実際に発掘に携わった学生さんからレクチャーを受けた次第です。

いろいろ大変だとは思いますが、すごく勉強になる(考古学の勉強、展示の勉強、コンピュータに詳しくないクライアント (^_^;; とのコミュニケーションなどなど)ので、多くの学生に参加してもらいたいですね。

参照:情報歴史学研究室: アートの大切さ

Thursday, December 20, 2007

Saturday, December 15, 2007

「展示と来館者をつなぐ」ことの難しさ

みんぱくゼミナール 第355回「展示と来館者をつなぐ―みんぱくにおけるミュージアム・コミュニケーション」に、ゼミ生T君と参加する。開会に先立って、ゼミナールに10の倍数回出席した人を表彰していたのだが、120回出席していた人がいてビビる。月に1回として、10年近く来ておられるということになる。すげー。

それはともかくゼミナールであるが、興味深かった点を列挙しておくと、
  • 博物館に来る人は、必ずしも知的な学習を求めているわけではなく、人とのつながりを求める(デート? (^_^;;)/非日常的な体験を求める/自分探し等々のために来る人もいる。典拠はこれ:

  • 展示者の意図とは違うところで客が満足することもある=インタラクティブ・ミスコミュニケーション(橋本裕之「物質文化の研究」〔『民族学研究』62-2〕)
  • 展示される側からの異議申し立て→展示される側の展示作業への参加
    • 「展示と来館者をつなぐ」というタイトルの講演だったためか、「展示される側」の視点はちょっと曖昧だった気もする。
  • 展示する側(博物館や研究者)/展示される側/展示を見る側の三者がモノの価値づけ、解釈、記憶の付与に平等に参加できる場としての博物館。
    • もし「平等」を追求するのなら、博物館という価値づけのシステムの存在自体がある限り、展示する側と展示される/見る側との非対称はどんなに工夫しても解消されないように思う。それを隠蔽して(博物館を自明のものとして)「平等」を目指すより、博物館の権力性を可視化する方がいいような気がするが、いかがだろうか?
    • ちなみに、民族誌において似たようなことを目指している川村清志さんらのチームの活動は参考になるだろう(最近の成果だと、じんもんこん2007の岩谷洋史・川村清志・星野次郎・行木敬・大崎雅一・森下淳也「人類学研究支援環境DWB による調査資料の詳細化と客観化―部分と全体の視点を許容するDWB―」など)。情報歴史学研究室: 電子メディアを飼いならすも参照。
この講演を聴きながら頭に浮かべていたのはWikipediaやニコニコ動画など。T君と“ニコニコ展示”は可能か?可能だとしたらどうやってやるか?なんて議論をする。

ゼミナールの後、常設展示や企画展「世界を集める−研究者の選んだみんぱくコレクション」でPSPを使った閲覧支援システムを体験する。常設展示における「動画も見られる音声ガイドの拡張版」としてのPSPはなかなかよいと思ったが、企画展の方のPSPは正直、必要性を感じられなかった。情報歴史学コースでも携帯電話を使った閲覧支援システムを作った時があるし、今度はiPod touchを使って作ってみようかな、なんて考えていたのだが、改めて難しさを痛感する。

帰りしな、珍しく?黒山の人だかりができていたので、何だろうと思ったら万博記念公園では今日からライトアップらしい。

Monday, August 20, 2007

【イベント】東京国立博物館「博物館情報学研究会」

こんな案内を頂きました(以前のポストも参照)。

東京国立博物館「博物館情報学研究会」のご案内

東京国立博物館では「博物館情報学の構築」を研究課題の一つとして調査研究を進めていますが、このたび「博物館業務と所蔵品データベース」をテーマに、下記の要領で公開研究会を開催いたします。残暑厳しい折ですが、多くの方のご参加をいただければ幸いに存じます。
日時
2007年8月29日(水)13:30から16:30まで(会場受付は13:00から)
会場
東京国立博物館 平成館小講堂(ご来館の道順は当館ウェブサイトからごらんください)
報告者
  • 横溝廣子 氏(東京藝術大学大学美術館 准教授)
  • 井上卓朗 氏(日本郵政公社郵政資料館 資料専門員)
  • 村田良二(東京国立博物館情報課 研究員)
各機関の所蔵品データベースの構築と利用に関する報告と、全体的な意見交換を行います。
参加お申し込み
参加をご希望の方は、(1)ご氏名 (2)ご連絡先(メールアドレスまたは電話番号) (3)おさしつかえなければ勤務先、在学校名等のご所属 をお知らせください。

宛先:
電子メール joho0829@cr.tnm.jp(半角英数字)
ファクシミリ 03-3822-8502
郵便:〒110-8712 台東区上野公園13-9 東京国立博物館情報課情報管理室
※受信したお名前、メールアドレス等の個人情報は、今後当館の研究会等の催しのご案内に利用させていただくことがございます。

Sunday, June 25, 2006

博物館情報学の構築

====================================================
独立行政法人国立博物館 東京国立博物館  公開研究会
「博物館情報学の構築」

日時:2006年7月19日(水) 13:30-17:00
会場:東京国立博物館 平成館大講堂
====================================================

 東京国立博物館では平成16年度に「博物館情報処理に関する調査研究プロジェクトチーム」を設置し、関連の研究者や企業のご支援をいただきながら、情報の処理と活用について博物館が当面する課題の調査研究に取り組んできました。本年度からは、重点的な研究課題として「博物館情報学の構築」を掲げ、一層の拡充を図ってまいります。今回、当館および協力いただいた研究者・企業の研究成果を公開し、この課題の重要性についてご理解をいただくとともに、各方面 のご意見を賜りたく存じます。多くの方のご参加をお待ちいたします。

プログラム
----------
13:00 受付開始
13:30 開会あいさつ

13:40 「『ミュージアム資料情報構造化モデル』に基づくRDFを用いた情報共有」 
○村田良二(東京国立博物館情報課)

14:20 「『ミュージアム資料情報構造化モデル』を利用した収蔵品管理ASPシステムの試作と試行」
○三嶋章浩(凸版印刷株式会社 総合研究所)

15:10 休憩

15:30 「文化遺産オンラインにおける作品情報収集システムの構築と東京国立博物館との連携実験について」
○丸川雄三(国立情報学研究所 連想情報学研究開発センター)

16:10 「文化財デジタルアーカイブの活用に向けて − CEAX プロジェクトの取り組み −」
○相原健郎(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系)

16:50 閉会あいさつ


参加お申し込み
--------------
電子メールで、joho0719@cr.tnm.jp(半角英数字)あて、次の項目をお知らせください。
(1)ご氏名(ふりがな)
(2)ご連絡先(メールアドレスまたは昼間連絡可能な電話番号) 
※ご所属(勤務先、在学校など)を併記いただけると幸いです。


お問い合わせ先
--------------
110-8712 東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館 情報課情報管理室
電話:03-3822-1111 内線407 
電子メール:joho0719@cr.tnm.jp(半角英数字)

PDFファイルは 
http://www.tnm.jp/jp/misc/docs/20060719joho_kenkyukai.pdf
 
をご利用ください。

以上