Wednesday, April 20, 2011

情報歴史学コース全体指導2011&懇親会

毎年恒例の全体指導です(2007年2008年2009年2010年)。毎年3、4回生が中心ですが、今年は大学院生が一人増え、2回生も一人参加してくれたので、いつもより幅広い参加者となりました。大学院生を除くと、今年から文化遺産学科オンリーの体制になります。

昨年もいろいろありましたが、今年度もいろいろイベントがあります。
  • ゼミ旅行(すでに「高取城攻め」が決定しており、6月にも恒例の遠足を計画中)
  • オープンキャンパスなどの学内イベント
  • 情報歴史学研究会(今年は安土城復元CGの仕事がメインになる予定)
  • その他、情報歴史学関連のイベントへの参加
これらに関連して、全体指導でもいろいろアルバイト募集のアナウンスがありました。授業はもちろん大切ですが、これらの課外イベントに参加することで、様々な勉強になります。充実した一年にしたいものです。

その後、円町の居酒屋で懇親会を開きました(写真を撮りそこねた…)。約5時間にわたり、和気藹々とした時間を過ごすことができました。

Sunday, April 17, 2011

緊急討議「東日本大震災 被災支援とMLAK-いまわたしたちにできることは」

先日、Save MLA!!というエントリで日本史研究会の「シンポジウム 大規模自然災害から京都の地域歴史遺産を守る」についてご紹介しましたが、同日、東京で以下のようなイベントも開催されます。
残念ながら私はどちらにも参加できませんが、その報告内容については注目したいと思います。文化遺産学科としても何か行動を起こせないか、というような話も出ています。学生の皆さんも「いまわたしたちにできることは」何かを考えてみてください。

Sunday, April 03, 2011

Save MLA!!

連日、東日本大震災のニュースがメディアを賑わしています。被災された方へ心からお見舞いとお悔やみを申し上げるとともに、一刻も早い復旧を願わずにはいられません。

生活必需品やライフライン、医療体制など、人命に関わる救済・支援が今も続いていますが、博物館、美術館、文書館、図書館、大学など、歴史学・文化遺産学に関連する各種施設の復旧もまた大きな問題です。現在、Twitterを中心としてSaveMLAという活動が行われています。我らが後藤真先生も中心メンバーの一人です。

MLAとは(授業で何度も取り上げているので説明するまでもないですが)Museum=博物館・美術館、Library=図書館、Archives=文書館の略称です。近年、インターネットなどを使ったMLA連携なんてのが話題となっており、情報歴史学的にも非常に興味深い研究テーマの一つだったりするのですが、震災のためにそれどころではなくなってしまいました。

これに関連して、やはり後藤先生が関わっている日本史研究会の4月例会(2011年4月23日 13:00〜17:00)が、偶然にも「シンポジウム 大規模自然災害から京都の地域歴史遺産を守る」とのことでびっくりしましたが、今後情報歴史学の知見やデジタルアーカイブの技術が「地域歴史遺産を守る」ことに役立つこともあるでしょう。

学生の皆さん、ボランティアや募金なども大切なことですが、一生懸命勉強、研究することも大切です。現在の大震災には皆さんの知識はほぼ無力ですが、次に何かあった時に(もちろん何もないほうがいいに決まってますけど)皆さんが学んだことが役に立つかもしれません。そのためにも、自分のいる場所でしっかりがんばりましょう。