まずは、発掘現場を北西方向に眺めた眺望。向こうに見える山並みは、仁和寺とか龍安寺とかがあるあたり。

母屋(建物1)を南西側から見たらこんな感じ。右側の山は比叡山。カメラの設定がよくわからなくて、地面が切れてしまった(涙)。

建物5と甕据え付け穴があったあたりを西南西から。比叡山は左に寄ってます。影をつけるのを忘れた (^_^;;
花園大学 文学部 史学科/文化遺産学科 情報歴史学コースと情報歴史学研究会のためのブログ。コンピュータを利用して歴史学およびその周辺の領域をハッピーにできないかという目的のために日々、教育と研究に右往左往しているが、その途中経過を一部、白日のもとに晒してしまおうという自虐的な試みだったりする。

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GISは、従来の学知の暗黙の部分を暴露する、極限すれば、このようにいえるだろうか。この指摘は、私が『歴博』に書いた「情報歴史学の教育に挑む」の次の部分と通じるところがあるように思う。
筆者の考える情報歴史学は、まず第一には、歴史学のある研究分野の方法論や伝統について分析し、それをコンピュータを使って記述する(≒データベースを作成する)という学問である。それは、対象となった研究分野の研究者から見ればツールが提供されたように見えるだろう。しかし、データベースとして表現された方法論や伝統が暗黙のものであった場合、それが視覚化されることによって新たな議論、すなわち方法論的な反省が発生する契機となる場合もあろう。それを ふまえて第二には、従来の研究方法を相対化できるような新しい方法を模索し、それによって歴史学の研究を行うことである。以上のことから、筆者は、情報歴史学は補助学ではないと考えている。やまもも書斎記は、情報歴史学コースの学生にとって、RSSリーダー等で常時チェックすべきブログ。







東京大学大学院情報学環・学際情報学府学際情報学専攻
21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」
第14回シンポジウム
デジタルアーカイブの「標準化」に向けて
〜次世代アーカイブとユビキタス技術が拓く未来〜
概要
21世紀、人間社会のあらゆる場面においてデジタル化された情報
を活用するユビキタス情報社会へと向かおうとしています。そのた
めに必要な要素技術は着実に開発が進んでおり、様々な実証実験を
通じてその技術的な実現性が確かなものとなってきています。そし
て、ユビキタス情報社会基盤を活用した様々なサービス(ユビキタ
スサービス)が社会に普及し、私たちの日常生活を豊かにする日も
近づいております。また、携帯電話やICカードといった先行事例に
みられますようにユビキタスは強い革新性を持っており、単に便利
というだけでなく様々な分野において変革をもたらすものと考えら
れます。
本シンポジウムでは、これまでのユビキタスサービスを俯瞰しつ
つ、ユビキタス情報社会基盤がもたらすサービスへのイノベーショ
ンについて議論したいと思います。そして、ユビキタスサービスが
社会に普及するための課題を探ります。
開催要項
日時
平成20年1月15日(火) 午後1:30 〜 午後6:00 (開場 午後0:00)
会場
東京大学 鉄門記念講堂
(東京大学へのアクセス)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
(鉄門記念講堂(医学部教育研究棟)へのアクセス)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_02_09_j.html
プログラム
受付開始 12:00(アーカイブデモタイム 12:00−13:30)
開演 13:30
開会挨拶(吉見俊哉) 13:30−13:40
(東京大学大学院情報学環長)
基調講演(坂村 健) 13:40−14:20
(東京大学大学院情報学環副学環長・教授、
東京大学21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」
拠点リーダー)
報告(田良島哲) 14:20−15:05
(独立行政法人 東京国立博物館)
(休憩・アーカイブデモタイム 15:05−15:45)
パネル討論 15:45−17:45
(田良島哲・小川千代子・加茂竜一・杉本重雄・
馬場章(コーディネータ))
小川千代子(国際資料研究所)
杉本重雄 (筑波大学)
加茂竜一 (凸版印刷株式会社)
コーディネータ:馬場章
(東京大学大学院情報学環教授、東京大学21世紀COE
「プロジェクトA」責任者)
閉会挨拶(馬場 章) 17:50−18:00
主催
東京大学21世紀COE「次世代ユビキタス情報社会基盤の形成」
共催
凸版印刷株式会社
入場
無料
お申込み方法
定員:300名(先着順)
申し込み先:coe-symposium14@ubinsoc.org
氏名・所属・連絡先をご記入の上、上記の電子メールアドレスで
お申し込みください。なお申し込みの受け付けのお返事はいたしま
せん。定員が超過しお断りする時のみご連絡いたします。
お申し込みの時にご記入いただきました個人情報につきましては
、本シンポジウムの参加者管理の目的以外には使用いたしません。
会場には駐車場はございませんので、車でのご来場はご遠慮くだ
さい。
事前申し込みをしていない場合でも、当日シンポジウム会場に余
裕があれば参加していただけます。
手話通訳や要約筆記等のサポートが必要な場合は、申し込み時に
お申し出ください。
Frischer所長はこの3次元モデルを、ローマ研究者たちがオンラインフォーラムとして利用できる「修正可能な『Wiki』」にしたいと考えている。という部分には注目したい。市街ひとつをまるまるデジタル化するだけでなく、それを不特定多数の人がいじれるというのだ。この手の「よってたかって」何かをしようというプロジェクトは常に、異説をどうするか、複数の説を許容する場合のビューはどうするか、などの問題を抱える。このプロジェクトがどうなるのか、注目したい。
6月5日、3回生、4回生ゼミ合同で天橋立にゼミ旅行に行くことに。総勢17名(田中先生、2回生2名も参加)でにぎやかな感じである。
幸い天気にも恵まれ、渋滞もなく、最初の目的地である丹後国分寺跡と京都府立丹後郷土資料館へ到着。国分寺跡は、基壇跡だけが往時を偲ばせるものの、基本的には草ぼうぼうのありがちな更地なのだが (^_^;; 土地が割と斜面なのが興味深かった。個人的には、奈良仏教萌えということで、写真をとりまくる。
その後、天橋立の北側、籠神社(籠神社 - Wikipedia)へ。ここから各自自由行動で、1時間半後に天橋立の南側(智恩寺)に集合というシナリオである。とりあえず目の前に神社があるということで、皆でお参り。ちょうど茅の輪くぐり(茅の輪 - Google 検索)をやっていたので、皆でくぐる。
さてその後はいくつかのグループに分かれて、天橋立を観光。私のグループは砂浜をぶらぶら歩きながら、海に入ったり(したのは私ともう一人だけ (^_^;;)、木陰でご飯を食べたりしたのだが、けっこう強い日差しで、両腕は真っ赤に日焼けしてしまった。海はとてもきれいであった。
プログラム
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2007年5月25日(金)
12:30 受付開始
13:00〜13:50 総会
14:00〜15:40 一般発表(1)
1 レファレンスデータに対するNDCの自動付与
○原田 隆史(慶應義塾大学), 江藤 正己(慶應義塾大学大学院),
大西美奈子(NRIネットワークコミュニケーションズ)
2. 引用論文における引用箇所間の近さをとらえる尺度
江藤 正己(慶應義塾大学大学院)
3 SRU/SRWを用いた教育図書館資料の書誌検索システムの構築
○江草 由佳(国立教育政策研究所),
高久 雅生(情報・システム研究機構 新領域融合研究センター)
4. 著者とキーワードの関連性に着目した研究領域ブラウジングシステムの試作
○レボウィッツ 紀子(筑波大学大学院), 松村 敦, 宇陀 則彦(筑波大学)
15:50〜17:30 シンポジウム「Web2.0時代の情報システム」
パネリスト : 岡本 真(Academic Resource Guide)
兼宗 進(一橋大学情報処理センター)
(終了後、外部の別会場で懇親会開催を検討中です)
2007年 5月26日(土)
9:20〜10:35 一般発表(2)
5. 営みのLatticeの構造化とアブダクション
福永 征夫(アブダクション研究会)
6. 音楽著作権についての歴史的研究 〜革命期から19世紀のフランスを
中心に〜
石井 大輔(筑波大学大学院)
7. 科学技術文献の解析・可視化における辞書の活用について
○甲田 彰, 坂内 悟(科学技術振興機構)
10:50〜12:05 一般発表(3)
8. ユーザの Web 閲覧履歴を用いた検索支援システム
○堀 幸雄(香川大学), 今井 慈朗(香川大学), 中山 堯(神奈川大学)
9. 古典籍説明文からのドメイン知識の抽出
○長塚 隆(鶴見大学), 神門 典子(国立情報学研究所)
10. 人文研究を支援するデータベースシステム-聖教検索および系図表示-
○朴明 哲(和歌山大学大学院), 森本 雅史, 立花 純児,
村川 猛彦(和歌山大学),宇都宮 啓吾(大阪大谷大学), 中川 優(和歌山大学)
13:30〜14:10 論文賞表彰式 および 論文賞記念講演
14:15〜15:05 一般発表(4)
11. 科研費による研究助成の効果に関する調査
○柿沼 澄男, 西澤 正己, 孫 媛, 根岸 正光(国立情報学研究所)
12. キーワード分析による科研費におけるゲノムおよびナノテクノロジー
関連研究の動向調査
○西澤 正己, 孫 媛(国立情報学研究所)
15:20〜16:35 一般発表(5)
13. 日本発行の科学技術雑誌数の分析
時実 象一(愛知大学)
14. 文化資源オントロジの構築とその活用
研谷 紀夫(東京大学大学院), 馬場章(東京大学)
15. ターミノロジー論における階層関係の概念について
山本 昭(愛知大学)
今年も無事、3名の卒業生を送り出すことができた。卒業おめでとう!筆者の考える情報歴史学は、まず第一には、歴史学のある研究分野の方法論や伝統について分析し、それをコンピュータを使って記述する(≒データベースを作成する)という学問である。それは、対象となった研究分野の研究者から見ればツールが提供されたように見えるだろう。しかし、データベースとして表現された方法論や伝統が暗黙のものであった場合、それが視覚化されることによって新たな議論、すなわち方法論的な反省が発生する契機となる場合もあろう。それをふまえて第二には、従来の研究方法を相対化できるような新しい方法を模索し、それによって歴史学の研究を行うことである。以上のことから、筆者は、情報歴史学は補助学ではないと考えている。私が書いた記事以外も(の方が?)おもしろいので(横山先生のはなんとパンチカードから!)読んでみてほしい。
ある日の3回生ゼミで、こんなやり取りがあった。周りの景観も含めてキトラ古墳を3DCGで再現しようと考えているゼミ生に「キトラ古墳って、実物を見たことある?」と聞いたら、見たことがないという。また、丹波国分寺の復元を考えているゼミ生に「(丹波国分寺と同じ伽藍配置の)法起寺って、行ったことある?」と聞いたら、行ったことがないという。近いようで遠いような微妙に行きづらいところとは言え、やはり現地を見ないことには再現とか復元とかを云々することはできない。その場で「じゃあ、皆で行くか?」ということで、その場で遠足が決定した。
法隆寺ICを降り、法隆寺をスルーして最初の目的地である法起寺に到着。法隆寺と比べると未整備な感じで、我々以外の観光客もいないが、法隆寺などとセットで世界遺産に指定されている。
続いてはキトラ古墳。途中、耳成山や畝傍山が見えて、飛鳥に来た気分になる(万葉集が自然と口をついたりすると格好いいのだが、などと、こういうときにはよく思う)。
最後の目的地は、奈良文化財研究所の飛鳥資料館である。ここでしか買えないキトラ古墳関連の図録などがあるので、件のゼミ生は大人買いモードである。フィールド調査で得た映像・文書・その他の資料を「マルティメディアの民族誌」として編集することをめざしたが、時間等の制約もあって実験的な試みにとどまっている。とのことであるが、現在も模索されているオンライン民族誌のご先祖にあたるとも考えられ、研究史的に興味深いだろう。
有史以来コンテンツを表現し続けてきた「書物」をあらゆる情報の基本単位として捉え、電子化された図書を分類・格納する様々なテーマ別の「本棚」を「道」 「界隈」「広場」などの中に配置してバーチャルな"街"を構成するというものです。図書館の分類とは異なり、図書同士、本棚同士が横のつながりを持ち、文 脈をもった本棚を形成するというものです。というもの。図書に限らず、何かを分類したり整列したりするというのは、それをする人の世界観の表現であったり、社会的な心性の表象だったりする(整列のことを英語でorderというが、この単語には「秩序」とか「階級」とか「命令」といった意味もある)。例えば、辞書の項目がabc順とかあいうえお順で並んでいるのは、辞書の歴史をふりかえればone of themに過ぎない。
最後の「そもそも見えないもの」には「存在しないもの」と「見えないもの」をあげているが、前者は完全に失われてしまった遺跡や遺物などのこと、後者は温度や湿度などのような視覚的ではないもののことである。左の図は、文書が似ているか似ていないかを、文書どうしを結びつけているバネの力の違いで表現したもので、四角が文書、赤い線がバネを表している。似ているどうしは強いバネで繋がっているので自然と近づくから、どの文書とどの文書が似ているか、グループを作っているかなどが直感的にわかるようになっている。
藤井君が復元に取り組んだのは、明石藩の家老であった美濃部家の武家屋敷である。この武家屋敷には、珍しく「美濃部家屋敷図」という図面が残っており、復元をする際のまたとない参考資料になる。上に「珍しく」と書いたが、なぜ珍しいのかわかるだろうか? その理由は、城や武家屋敷が、単なる住居ではなく軍事施設でもあったからである。所謂『忠臣蔵』で、吉良上野介の邸宅の図面を大工の娘をたぶらかして?盗み出すという場面があるが、あれも武家屋敷の軍事施設の側面を物語っていると言えるだろう(ちなみにこの譬え話は、高校生には理解してもらえなかったが、幸い年配の人〔保護者?高校の先生?〕にはウケた)。
(このCGは藤井啓太君の著作物である。再利用の際には、以下のライセンスを守って頂きたい。「営利目的での使用は認めません。再配布は許可します。改変を行う場合は作成者の許可が必要です。改変を行う場合は下記の連絡先〔連絡先は省略〕にご連絡下さい。」〔卒業論文に添付されたCD-ROMのREADME.txtより抜粋〕)をあげておこう。この本には、実例がいくつか載っており、付録CD-ROMにシミュレータ(下記KK-MAS)もついているので、なかなかお買い得である。なお、この本で参考文献にあげられている『システムの科学』は、情報歴史学に直接は関係ないものの、情報歴史学的なものの考え方に資するところが大きいので、是非読んで欲しい。
手に入りやすいシミュレータとしては、次のようなものがある。
とは言え、下三つは英語なので、日本語のドキュメントが豊富な一番上のKK-MASかな。
7月17日午後1時、コンチキチンの京都駅を尻目に、近鉄奈良駅に集合。雨がやんでいることを期待していたが、残念ながら奈良も雨。<titlepage>...</titlepage>というタグで統一してしまったほうがいいんじゃないか、統一しようぜ、という発想のもと、人文系で研究対象となるような文書ならどんなものでもマークアップできてしまうような、巨大なタグセットを開発している。
新たに約5万タイトル(約6万7000冊)の明治期刊行図書を追加公開しました。今回の追加公開により近代デジタルライブラリーの公開総数は、約89,000タイトル(約127,000冊)となります。とのこと。世界的に見ると、日本のこの手の事業は遅れているのだが、最近ようやくこういった大きな学術コンテンツが国家事業として発信されるようになってきた。喜ばしいことである、と同時に、国会図書館がこのようなコンテンツを発信することの意味などが気になってくる今日この頃である。