うちのゼミではお世話になっている人が多いGoogle SketchUpだが、バージョン7の始まった模様。英語版はすでにリリースされている。
「日本語版のリリースは2009年5月を予定しています」だそうだ。
平安京の邸宅の3DCGムービーを作るときに悩まされたバグ?(呪い?)が直っているといいなぁ。誰か、英語版で試してよ。
花園大学 文学部 史学科/文化遺産学科 情報歴史学コースと情報歴史学研究会のためのブログ。コンピュータを利用して歴史学およびその周辺の領域をハッピーにできないかという目的のために日々、教育と研究に右往左往しているが、その途中経過を一部、白日のもとに晒してしまおうという自虐的な試みだったりする。
Saturday, December 27, 2008
Monday, December 22, 2008
14th International Conference of Historical Geographers
帝塚山大学の川口洋先生より情報をいただきました(というか、宣伝してって言われました (^_^;;)。
日本語訳すると「第14回国際歴史地理学研究者会議」みたいな感じかな。現在のところ案内はすべて英語ですが、近々日本語のページもできるそうです。GISの発表とかもあるんでしょうかね。
日本語訳すると「第14回国際歴史地理学研究者会議」みたいな感じかな。現在のところ案内はすべて英語ですが、近々日本語のページもできるそうです。GISの発表とかもあるんでしょうかね。
Tuesday, December 09, 2008
高野山の3DCG - えずけん第23回例会
高野山大学の藤吉先生から案内を頂きました。
えずけんは、丹生都比売神社の3DCGを作成したグループです(天野・丹生都比売神社トップ参照)。藤吉先生には「うちのゼミ生を連れて高野山に行きますんで、交流しましょう!」と言ってあるのですが、なかなか実現しません (^_^;;
えずけんは、丹生都比売神社の3DCGを作成したグループです(天野・丹生都比売神社トップ参照)。藤吉先生には「うちのゼミ生を連れて高野山に行きますんで、交流しましょう!」と言ってあるのですが、なかなか実現しません (^_^;;
群書類従
今日の3回生のゼミで『群書類従』のことを聞いたら、誰も知らなかった。悲しいからWikipediaへのリンクをはっておく。
『続々群書類従』はWikipediaにないのね。まあ『続々群書類従』は、上の2つとは成立が違うからなぁ。いずれにせよ、基本文献なんだから、知らないのは恥ずかしいぜ (^_^;;
Saturday, November 22, 2008
これからの情報歴史学系イベント
来月は情報歴史学系のイベントが多数開催される。
- 第32回文化財の保存及び修復に関する国際研究集会 “オリジナル”の行方 —文化財アーカイブ構築のために—(12月6〜8日、東京国立博物館平成館大講堂)
- 第14回 公開シンポジウム 「人文科学とデータベース」(12月13日、同志社大学京田辺キャンパス)
- 漢字文献情報処理研究会 第十一回大会(12月14日、慶応大学日吉キャンパス)
- じんもんこん2008(12月20〜21日、筑波大学)
Tuesday, November 18, 2008
秋のゼミ旅行@安土
今年の3回生、4回生には、安土城や小谷城をテーマにしたり、3DCGによる復元をやったり、古墳をやりたいという学生がいたりするので、それらが集まっている安土方面へ急遽ゼミ旅行が決定した。相変わらず遅刻者が足を引っ張る中 (^_^;; マイクロバスで花大を出発。
最初に行ったのは、滋賀県最大の前方後円墳だという瓢箪山古墳。
以前に見た写真では木があまり生えていない感じだったが、登ってみると林になっていた。しかも松の木がそこら中で倒れていて、道もふさがっている。前方後円墳というより、双ヶ丘のようだった。
次に観音正寺・観音寺城へ。こういうところに来ると、私はついつい仏教史モードになってしまうのだが、今回は城であることを意識して見ることにした。すると、かなり大きな山城だったのではないか、という印象を持った。
ちょっとはずれたところにある佐々木城跡という大正時代の碑には、落書き(というか落「彫り」)がしてあった。
最後に、滋賀県立安土城考古博物館を見学。お目当ては安土城3DCGのムービーや、小谷城などの復元ジオラマ。今の3回生は、入学間もなくの学科別オリエンテーションでこの博物館に来ており、これらの展示を見ているはずであるが、秋の展覧会用の復元CGとムービーを作る経験を経て成長した彼らの目にはかなりちがって見えたはずである。「これを作るのは半年かかるなぁ」みたいな発言が出てくると、やった甲斐があったってもんである。
最初に行ったのは、滋賀県最大の前方後円墳だという瓢箪山古墳。
以前に見た写真では木があまり生えていない感じだったが、登ってみると林になっていた。しかも松の木がそこら中で倒れていて、道もふさがっている。前方後円墳というより、双ヶ丘のようだった。
次に観音正寺・観音寺城へ。こういうところに来ると、私はついつい仏教史モードになってしまうのだが、今回は城であることを意識して見ることにした。すると、かなり大きな山城だったのではないか、という印象を持った。
ちょっとはずれたところにある佐々木城跡という大正時代の碑には、落書き(というか落「彫り」)がしてあった。
最後に、滋賀県立安土城考古博物館を見学。お目当ては安土城3DCGのムービーや、小谷城などの復元ジオラマ。今の3回生は、入学間もなくの学科別オリエンテーションでこの博物館に来ており、これらの展示を見ているはずであるが、秋の展覧会用の復元CGとムービーを作る経験を経て成長した彼らの目にはかなりちがって見えたはずである。「これを作るのは半年かかるなぁ」みたいな発言が出てくると、やった甲斐があったってもんである。
Tuesday, October 21, 2008
ムービーをYoutubeで公開
花園大学歴史博物館2008年度秋期企画展「京(みやこ)を掘る -今解き明かす平安貴族のくらし-」で上映しているムービーを、Youtubeで公開しています。情報歴史学コースの学生有志による力作です。
Sunday, October 19, 2008
史料学・史料編纂における知識論的転回
国立情報学研究所の情報とシステム2008というイベントで、情報歴史学系の講演があるようなので、紹介しておきたい:
上の概要で名前が出ているダント、ホワイト、ラカプラの本をあげておく:
- 横山伊徳(東京大学 史料編纂所 教授 所長)
「史料学・史料編纂における知識論的転回について —記録史料管理論と歴史知識管理論のはざま—」 - 柿沼澄男(国立情報学研究所 情報社会相関研究系 教授)
「人文・社会科学と情報学の共同研究」
- 横山伊徳「私のデジタル化戦略 コンピュータで史料編纂所の二〇年を歩む」(『歴博』140号、2007年)
- 北條勝貴「言語論的転回と歴史認識/叙述批判—現状の整理と展望—」(『GYRATIVA』1号、2000年)
アナール学派をはじめとする〈新しい歴史学〉の潮流以降、歴史学という学問分野の枠組みを相対化し、理論的に激しく動揺させた問題に、主にアメリカを舞台に惹起した〈言語論的転回〉による歴史認識・歴史叙述批判がある。それはポスト・モダニズム的テーゼに触発された素朴実証主義批判で、ダントやホワイトによって歴史の物語性が暴露されたことに端を発し、ラカプラの主導により伝統的歴史学やアナール学派的社会史への激しい攻撃へ成長した。これらのなかで示された議論の大半は、歴史学者の経験主義、自己の分野のみにしか通用しない閉鎖的価値観・基準に基づいており、言語論的転回の根本的批判力には答ええていなかった。この論争を流行に終わらせることなく、歴史学が自らの方法を批判する認識論的基盤を、隣接諸科学の診断基準にも対応しうるものとして確立してゆくことが急務である。
上の概要で名前が出ているダント、ホワイト、ラカプラの本をあげておく:
Monday, October 13, 2008
HCP: Humanities CyberPlatform
林晋先生からご紹介いただきました。「史学・古典学・文学などにおけるデジタル画像の利用スタイルを一新することを目指すプロジェクト」との由。
“人文学とコンピュータ”業界では、必ずしも「実用」を目的としていないツールが(例えば工学系の研究者の発表ネタとして)たくさん開発されては消えていくという現状が(残念ながら)あるわけだが、このHCPは「Hilbert日記研究ではすでに実用ツールとして使用されている」とのことなので、その点では信頼できると思う。解説ムービーがたくさんあるので、ざっと見るだけでも勉強になる。
“人文学とコンピュータ”業界では、必ずしも「実用」を目的としていないツールが(例えば工学系の研究者の発表ネタとして)たくさん開発されては消えていくという現状が(残念ながら)あるわけだが、このHCPは「Hilbert日記研究ではすでに実用ツールとして使用されている」とのことなので、その点では信頼できると思う。解説ムービーがたくさんあるので、ざっと見るだけでも勉強になる。
Tuesday, October 07, 2008
「デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性」のレポート
情報歴史学研究室: デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性で紹介したイベントであるが、コメンテータの岡本さんが簡単な報告をして下さっているので、リンクをはっておく。
こういう風に、即座にレポートがあがるのはありがたい。ところで「あくまでノートから起こしたものなので、実際の発言内容とまったく同じではない」とのことだが、
こういう風に、即座にレポートがあがるのはありがたい。ところで「あくまでノートから起こしたものなので、実際の発言内容とまったく同じではない」とのことだが、
一つのアイデアとして、デジタルアーカイブズを見るもの/読むものとしてではなく、言及・引用するものへと変えることがある。という部分はちょっと気になった。「見るもの/読むもの」と「言及・引用するもの」との違いがよくわからない。引用されるということは読まれるということなのではないだろうか? 読むということとは別に、言及されるということはあるのだろうか? 後藤先生に今度聞いてみよう。
Friday, October 03, 2008
Tuesday, September 30, 2008
Friday, September 26, 2008
図録用画像3点
Thursday, September 18, 2008
後藤先生大活躍 (2) 正倉院文書データベースと「復原」
後藤先生の論文「正倉院文書データベースと「復原」――情報化によって見えてくるもの」が『アジア遊学』113号に掲載されています。後藤先生が情報歴史学研究室に1冊、寄贈して下さいました。感謝!
正倉院文書データベースの作成を通じて、従来の正倉院文書に対する「常識」が変わる(かもしれない)というのが、副題の「情報化によって見えてくるもの」の意味。もし本当にそうなれば、情報歴史学が成し遂げた独自の大きな成果ということになるでしょうね。
全員読め!
正倉院文書データベースの作成を通じて、従来の正倉院文書に対する「常識」が変わる(かもしれない)というのが、副題の「情報化によって見えてくるもの」の意味。もし本当にそうなれば、情報歴史学が成し遂げた独自の大きな成果ということになるでしょうね。
全員読め!
後藤先生大活躍 (1) 「正倉院文書データベース」(SOMODA)の設計思想
後藤先生の講演についてはデジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性で紹介したばかりであるが、また情報が飛んできた。今度は9月24日に東大で開かれる連続セミナーでの講演:
後藤先生は「「正倉院文書データベース」(SOMODA)の設計思想」という題で講演される模様。ひっぱりだこです (^_^;;
後藤先生は「「正倉院文書データベース」(SOMODA)の設計思想」という題で講演される模様。ひっぱりだこです (^_^;;
Wednesday, September 17, 2008
デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性
告知が遅くなったが、こんなイベントがあります:
これの2番目に、後藤真先生が「デジタルアーカイブ」と記録資料 —"正倉院文書データベース"と近代史料のデジタル化を通して—」という題で発表するみたいです。会場が学習院大学ということで参加は難しいですが、また後藤先生に土産話を聞かせてもらいましょう (^_^;;
ちなみにコメンテーターはARGの岡本さん。
追記(10/4):今さらながら岡本さんのエントリにリンクを張っておきます。→2008-09-28(Sun): 10月4日(土)、日本アーカイブズ学会へのお誘い@学習院大学 - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版
これの2番目に、後藤真先生が「デジタルアーカイブ」と記録資料 —"正倉院文書データベース"と近代史料のデジタル化を通して—」という題で発表するみたいです。会場が学習院大学ということで参加は難しいですが、また後藤先生に土産話を聞かせてもらいましょう (^_^;;
ちなみにコメンテーターはARGの岡本さん。
追記(10/4):今さらながら岡本さんのエントリにリンクを張っておきます。→2008-09-28(Sun): 10月4日(土)、日本アーカイブズ学会へのお誘い@学習院大学 - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版
Tuesday, September 16, 2008
山を作った。
色は適当。
ますます重い…。メモリ4GBでも重い…。もっと高スペックなマシンが欲しい…。
cf. Google Earthから地形のポリゴンを抽出する方法は、Google Earthの画像から地形を作成(Stampツール) - SketchUp (r)を楽しむを参考にしました。
cf. Google Earthから地形のポリゴンを抽出する方法は、Google Earthの画像から地形を作成(Stampツール) - SketchUp (r)を楽しむを参考にしました。
Friday, September 12, 2008
Tuesday, September 09, 2008
Sunday, September 07, 2008
「隠し撮り」の本当の問題
今回の場合、「隠し撮り」が問題だというよりも - 宮本大人のミヤモメモは、所謂“デジタルアーカイブ”を考えるうえでも示唆に富むエントリである。大阪府の橋下知事が、大阪府立国際児童文学館の「実態」を調査するために、私設秘書にビデオカメラを持たせて隠し撮りをした、という話である。
この話を聞いて、ほぼ毎年ゼミで読んでいる新谷尚紀「映像民俗誌論—『芸北神楽民俗誌』とその制作の現場から」(『民俗学の資料論』、吉川弘文館、1999)を思い出した君は鋭い。
この論文では、ビデオなどによる撮影や編集の恣意性の問題――ひっくり返して言えば、カメラに写ったものはありのままの「事実」であると考えてしまう、カメラの透明性の問題――を様々に論じているものである。この論文では「隠し撮り」はむしろ(倫理的に問題があるにせよ)恣意性を排除する方法のひとつとして論じているが、上の宮本氏のエントリでは、隠し撮りであっても撮影者の恣意姓を排除できないことを指摘しており、新谷氏の論文を補強するものであるだろう。
この話を聞いて、ほぼ毎年ゼミで読んでいる新谷尚紀「映像民俗誌論—『芸北神楽民俗誌』とその制作の現場から」(『民俗学の資料論』、吉川弘文館、1999)を思い出した君は鋭い。
この論文では、ビデオなどによる撮影や編集の恣意性の問題――ひっくり返して言えば、カメラに写ったものはありのままの「事実」であると考えてしまう、カメラの透明性の問題――を様々に論じているものである。この論文では「隠し撮り」はむしろ(倫理的に問題があるにせよ)恣意性を排除する方法のひとつとして論じているが、上の宮本氏のエントリでは、隠し撮りであっても撮影者の恣意姓を排除できないことを指摘しており、新谷氏の論文を補強するものであるだろう。
Sunday, August 03, 2008
オープンキャンパスで作ってました
オープンキャンパスの3日間で、受験生のさらし者になりながら、新校舎の発掘現場の邸宅の復元をしていました。建物1、建物5、貯蔵施設(下の画像)です。いやいや、お疲れ様。
建物はGoogle Sketchupで、甕はShadeで作ってます。
建物はGoogle Sketchupで、甕はShadeで作ってます。
Monday, July 07, 2008
「状況の中で学ぶ」こととデジタルアーカイブ
民俗芸能などの「わざ」をデジタル技術を使って記録したり保存、継承したりしようという試みについては、授業の中で何回か取り上げたことがある。それに関連する記事が『未来心理』vol. 12に掲載されているので、ご紹介。PDFで読めるので、是非読みましょう。 同じ著者、テーマの、次の本もぜひ読んでおきたい。
Thursday, July 03, 2008
ワークショップ: 文字 ―(新)常用漢字を問う―
情報歴史学からはちょっと離れますが、下記のような文字に関するイベントを開催します。
上には「ちょっと離れます」と書きましたが、文字の問題は文献をデジタル化する場合に、非常に大きな問題となります。最近はだいぶ沈静化しましたが、一時は日本史学者、国文学者、中国学者、仏教学者などが、情報系の人たちと、文字と文字コードをめぐって侃々諤々の議論をしたものです。ちなみに私(師)の商業誌デビューは、「仏典のデジタル化の現状」(『月刊ASCII』Vol22, #11、1998年11月号)という記事だったりします。メジャーなパソコン誌に漢字仏典の記事が載る程、文字の問題はホットな話題だったということです。ああ、なつかしい。
ということで?興味のある方はぜひどうぞ。
上には「ちょっと離れます」と書きましたが、文字の問題は文献をデジタル化する場合に、非常に大きな問題となります。最近はだいぶ沈静化しましたが、一時は日本史学者、国文学者、中国学者、仏教学者などが、情報系の人たちと、文字と文字コードをめぐって侃々諤々の議論をしたものです。ちなみに私(師)の商業誌デビューは、「仏典のデジタル化の現状」(『月刊ASCII』Vol22, #11、1998年11月号)という記事だったりします。メジャーなパソコン誌に漢字仏典の記事が載る程、文字の問題はホットな話題だったということです。ああ、なつかしい。
ということで?興味のある方はぜひどうぞ。
Thursday, June 19, 2008
考古学研究室との合同研究会
6月17日に開催した今年度1回目の情報歴史学研究会は、考古学研究室との合同開催でした。
なんで合同で研究会をやったかというと、花園大学歴史博物館の秋の特別?展で、新校舎建設にともなう発掘(花園大学 発掘日誌参照)の成果をお披露目することが決定しているのですが、その展示の一部を我々情報歴史学コースで担当することになったからです。情報歴史学研究室: 発掘現場3DCG(改訂版)をお披露目みたいな3DCGによる復元や、それをつかったムービーなどを作成する予定なのですが、それに先立って今回の発掘について勉強しておこうということで考古学研究室で実際に発掘に携わった学生さんからレクチャーを受けた次第です。
いろいろ大変だとは思いますが、すごく勉強になる(考古学の勉強、展示の勉強、コンピュータに詳しくないクライアント (^_^;; とのコミュニケーションなどなど)ので、多くの学生に参加してもらいたいですね。
参照:情報歴史学研究室: アートの大切さ
なんで合同で研究会をやったかというと、花園大学歴史博物館の秋の特別?展で、新校舎建設にともなう発掘(花園大学 発掘日誌参照)の成果をお披露目することが決定しているのですが、その展示の一部を我々情報歴史学コースで担当することになったからです。情報歴史学研究室: 発掘現場3DCG(改訂版)をお披露目みたいな3DCGによる復元や、それをつかったムービーなどを作成する予定なのですが、それに先立って今回の発掘について勉強しておこうということで考古学研究室で実際に発掘に携わった学生さんからレクチャーを受けた次第です。
いろいろ大変だとは思いますが、すごく勉強になる(考古学の勉強、展示の勉強、コンピュータに詳しくないクライアント (^_^;; とのコミュニケーションなどなど)ので、多くの学生に参加してもらいたいですね。
参照:情報歴史学研究室: アートの大切さ
Wednesday, June 18, 2008
ゼミ遠足 in 神戸
6月10日、神戸に遠足に行きました。4回生の準備がちょっとgdgdだったせいもあり、散漫な感じもしましたが、それなりに楽しめました。
個人的には異人館のあり方が、文化財の保存などについていろいろ考えさせられましたね。
個人的には異人館のあり方が、文化財の保存などについていろいろ考えさせられましたね。
Friday, May 30, 2008
国立国会図書館・関西館ツアー
5月27日(火)、情報歴史学コース2〜4回生有志と図書館司書課程の学生数名とで、国立国会図書館・関西館の見学に行った。国会図書館の電子図書館課、総務課の方々には大変おせわになりました。ありがとうございます。
ところで、学生諸君。(特に3回生には)ちゃんと質問できるように予習しておけよって言ったのに、全然できなかった(できた者もいたけど)のは猛省して欲しい。質問力、なんて言葉を使うと斎藤孝先生みたいだけど、ほんと、ああいう時に質問できないのは恥ずかしいよ。精進せよ。
ところで、学生諸君。(特に3回生には)ちゃんと質問できるように予習しておけよって言ったのに、全然できなかった(できた者もいたけど)のは猛省して欲しい。質問力、なんて言葉を使うと斎藤孝先生みたいだけど、ほんと、ああいう時に質問できないのは恥ずかしいよ。精進せよ。
Wednesday, April 23, 2008
情報歴史学コース全体オリエンテーション2008
Monday, March 24, 2008
Monday, March 17, 2008
2007年度学位記授与式
Saturday, March 08, 2008
東洋学へのコンピュータ利用 第19回研究セミナー
東洋学へのコンピュータ利用 第19回研究セミナーの案内が出ました。「19回」という回数からもわかるように、パソコンやインターネットが普及する前から続いている老舗イベントのひとつです。私も発表しますので(中国文学関係だけど)、皆さんもぜひご参加を。
東洋学へのコンピュータ利用 第19回研究セミナー
- とき: 2008年3月21日(金)10:00〜17:20
- ところ: 京都大学人文科学研究所本館(新館)1Fガラス張りセミナー室
- 主催: 京都大学21世紀COE「東アジア世界の人文情報学研究教育拠点」
京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター - 問い合わせ: diccs@kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp
プログラム
- 10:00〜10:10 開会挨拶
- 10:10〜10:50 神と神、榊と榊 —常用漢字表拡大のインパクト—
安岡孝一(京都大学) - 10:50〜11:30 文字研究とデジタルアーカイブの現状と課題 —HNGによる白氏文集の研究—
當山日出夫(立命館大学) - 11:30〜12:10 中国古典戯曲文献の韻律の数理的分析に向けて
師茂樹(花園大学)・千田大介(慶應義塾大学)・二階堂善弘(関西大学)・山下一夫(神田外語大学)・川浩二(早稲田大学) - 13:30〜14:10 春秋日食再考 —日出帯食と日入帯食について—
山本一登(京都大学)・谷川清隆(国立天文台)・相馬充(国立天文台) - 14:10〜14:50 Improving Findability: Faceted Search with Lucene, Solr and VUFind
Christian Wittern(京都大学) - 14:50〜15:30 甲骨文字処理にまつわるエトセトラ
守岡知彦(京都大学) - 15:50〜16:30 人文科学のためのデジタルアーカイブにおけるコンテンツのサイクル
永崎研宣(山口県立大学) - 16:30〜17:10 漢字字形管理環境GlyphWiki(グリフウィキ)
上地宏一(二松学舎大学) - 17:10〜17:20 閉会挨拶
Tuesday, March 04, 2008
方法としてのGIS
GISが暗黙知を明示する: やまもも書斎記に書かれていることは、まさに情報歴史学の大きなテーマのひとつ。當山先生曰く:
GISは、従来の学知の暗黙の部分を暴露する、極限すれば、このようにいえるだろうか。この指摘は、私が『歴博』に書いた「情報歴史学の教育に挑む」の次の部分と通じるところがあるように思う。
筆者の考える情報歴史学は、まず第一には、歴史学のある研究分野の方法論や伝統について分析し、それをコンピュータを使って記述する(≒データベースを作成する)という学問である。それは、対象となった研究分野の研究者から見ればツールが提供されたように見えるだろう。しかし、データベースとして表現された方法論や伝統が暗黙のものであった場合、それが視覚化されることによって新たな議論、すなわち方法論的な反省が発生する契機となる場合もあろう。それを ふまえて第二には、従来の研究方法を相対化できるような新しい方法を模索し、それによって歴史学の研究を行うことである。以上のことから、筆者は、情報歴史学は補助学ではないと考えている。やまもも書斎記は、情報歴史学コースの学生にとって、RSSリーダー等で常時チェックすべきブログ。
Sunday, March 02, 2008
キャラクター・身体・コミュニティ 〜 第2回人文情報学シンポジウム
以前、『人文情報学シンポジウム報告書』をゼミで配布しましたが(読んだ?)、その続編に当たる下記のイベントを開催します。ぜひ参加して下さい。
私も発表しますが、ちょっと歴史学からは離れてしまいます。元々、文字処理研究を進めていたらマンガのキャラクター論にたどりついた、という経緯だったりするんですが。課題図書はこちら:
情報歴史学とか関係なしに、ぜひ読んで欲しい一冊。
キャラクター・身体・コミュニティ 〜 第2回人文情報学シンポジウム
- 日時:2008年3月22日(土)9:25〜18:00頃
- 場所:京都市国際交流協会・第2会議室(地下鉄東西線・蹴上駅 徒歩6分)
- プログラム(予定)
- 守岡知彦「キャラクターの憂鬱」
- 白須裕之「歴史記述における情報概念について」(仮題)
- 小形克宏「「正字」における束縛の諸相」
- 師茂樹「暴流の中で: 一般キャラクター論から見たキャラ/キャラクター論」
- 石田美紀「声とキャラクター: 音響と視覚における融合と乖離」(仮題)
- パネルディスカッション
- パネリスト: 石田美紀/伊藤剛/小形克宏/白須裕之/守岡知彦
- 司会: 師茂樹
私も発表しますが、ちょっと歴史学からは離れてしまいます。元々、文字処理研究を進めていたらマンガのキャラクター論にたどりついた、という経緯だったりするんですが。課題図書はこちら:
情報歴史学とか関係なしに、ぜひ読んで欲しい一冊。
Saturday, February 23, 2008
発掘現場3DCG(改訂版)をお披露目
花園大学 発掘日誌: 現地説明会にも記事がありますが、今日、平安京二条三坊八町の発掘調査の現地説明会がありました。自適館300教室がいっぱいになるくらいの人が見に来ましたが、残念ながら花園大学の学生は数人って感じでしたね。情報歴史学コースの学生は残念ながら1名も来ませんでしたが(涙)、来年度から情報歴史学コースに来る予定の1回生が1名(たぶん)来てくれてました。
今回、現地説明会にあわせて、突貫工事で(一週間で!)復元CGを作り、ほんの数分ですが説明会でお披露目しました。作成期間が短かったこともあり結構いいかげんなところがたくさんあるのですが(どこがいいかげんなのか当ててみよう)、評判は上々だったようです。
今回は現地説明会用ということで、Google Sketchup 6だけを使ったざくっとした復元でした。このソフトは、こういう用途には本当に便利。しかしこれからは、高橋先生とかとも話し合って、方向性などをきちんと決めてからちゃんとしたCGを作りたいですね。その際、情報歴史学研究室: 発掘現場の写真撮影での写真を使った地形の復元も必要になってくるでしょう(と言うか、そのために写真を撮ったんだけど)。
学内で発掘をして、それを学内でCG化できる(しかもスタッフはほとんど教員と学生)ってのは、けっこう珍しい例だと思います。
今回、現地説明会にあわせて、突貫工事で(一週間で!)復元CGを作り、ほんの数分ですが説明会でお披露目しました。作成期間が短かったこともあり結構いいかげんなところがたくさんあるのですが(どこがいいかげんなのか当ててみよう)、評判は上々だったようです。
今回は現地説明会用ということで、Google Sketchup 6だけを使ったざくっとした復元でした。このソフトは、こういう用途には本当に便利。しかしこれからは、高橋先生とかとも話し合って、方向性などをきちんと決めてからちゃんとしたCGを作りたいですね。その際、情報歴史学研究室: 発掘現場の写真撮影での写真を使った地形の復元も必要になってくるでしょう(と言うか、そのために写真を撮ったんだけど)。
学内で発掘をして、それを学内でCG化できる(しかもスタッフはほとんど教員と学生)ってのは、けっこう珍しい例だと思います。
Thursday, February 21, 2008
Wednesday, February 13, 2008
第2回 文化遺産のデジタルドキュメンテーションと利活用に関するワークショップ
情報歴史学研究室: 【イベント】第1回 文化遺産のデジタルドキュメンテーションと利活用に関するワークショップで紹介したイベントの第2回目です。今度は奈良で、3月8〜9日の2日間。
私は残念ながら、9日には別件(やはり奈良で発表)があるので参加は無理なんですが、8日には都合をつけていきたいなぁ。
写真測量やデジタル高槻城など、ゼミでやったことや卒論のテーマに関係する発表もあるようですね。皆さん、都合が付くならぜひ参加しましょう。
私は残念ながら、9日には別件(やはり奈良で発表)があるので参加は無理なんですが、8日には都合をつけていきたいなぁ。
写真測量やデジタル高槻城など、ゼミでやったことや卒論のテーマに関係する発表もあるようですね。皆さん、都合が付くならぜひ参加しましょう。
Wednesday, February 06, 2008
口頭試問終了(2007年度)
2月6日、情報歴史学ゼミ生の卒論口頭試問が終わった(他のゼミはまだ終わってないが)。以下、簡単に講評。
この論文の問題点をあげれば、現代人の感性についての研究なのか、美術史的な研究なのかについて、きちんと区別されていないという点であろう。前者であれば広重の作品を使う理由を美術史の先行研究だけで言うことはできないが、この論文では美術史関係の先行研究の整理が中心である。逆に、美術史的な(歴史的な)研究であれば、アンケートをベースにした方法は意味がない。
副査の福島先生が言って下さったように、自身の「感性」を無批判に作品分析に適用してしまう美術史の研究者が実際におり、その人たちの態度を「勉強」してしまったのかもしれない。
内容的なことを言うと、先行研究の調査については副査の高橋先生(昨年まで奈良文化財研究所にいて、今もキトラの調査に関わっている)からお褒めを頂く程なので、よくがんばったと思う。もっとも、本論文においては復元と保存がごっちゃになっており、復元に関する先行研究(情報の欠如部分を埋めるための周辺情報など)が少ないのが残念。このような混同は、実際に3DCG作成を始めていれば自ずと気づき、解消される部分であると思うので、繰り返しになるがCGの開発に入れなかったのが惜しまれる。
加えてこの論文では、作成したCGを学校教育や博物館展示などで利用する場合を想定した議論を行っているのであるが、その中で「博物館には人が来ないとはじまらない」→「そのためには楽しさ、エンターテインメントの要素が必要」という議論を展開している。このような提言は、特にかつて「マルチメディア」が流行した頃、博物館情報学や教育工学などにおいてさかんに言われたことであるのだが、真に受けない方がよいのではないか、少なくとももう少し批判的に検討すべきだったのではないか、と思われる。
先行研究の整理の部分については難点が多い。姫街道関連の先行研究をまとめる作業は割に早めに終わっていたのに、周辺分野の先行研究の調査がほとんどなされていなかったり、また先行研究から問題の所在を導くのも、時代が異なるものを一緒くたにして論じているところがあるなど、適切ではない部分も見受けられる。
川端康司「歌川広重『名所江戸百景』における色が鑑賞者に与える影響」
SD法を使ったアンケートによって、広重の作品における赤色がどのような影響を鑑賞者に与えているのかを研究した論文。先行研究をよく調べ、着実にやってきた点は評価したい。この論文の問題点をあげれば、現代人の感性についての研究なのか、美術史的な研究なのかについて、きちんと区別されていないという点であろう。前者であれば広重の作品を使う理由を美術史の先行研究だけで言うことはできないが、この論文では美術史関係の先行研究の整理が中心である。逆に、美術史的な(歴史的な)研究であれば、アンケートをベースにした方法は意味がない。
副査の福島先生が言って下さったように、自身の「感性」を無批判に作品分析に適用してしまう美術史の研究者が実際におり、その人たちの態度を「勉強」してしまったのかもしれない。
土屋美穂「キトラ古墳の三次元復元と公開・利用に関する研究」
当初、3DCGを作成することを目標にしていたのだが、間に合わなかったのが残念。これから作るとのことなので、ぜひ卒業までに完成させて欲しい。内容的なことを言うと、先行研究の調査については副査の高橋先生(昨年まで奈良文化財研究所にいて、今もキトラの調査に関わっている)からお褒めを頂く程なので、よくがんばったと思う。もっとも、本論文においては復元と保存がごっちゃになっており、復元に関する先行研究(情報の欠如部分を埋めるための周辺情報など)が少ないのが残念。このような混同は、実際に3DCG作成を始めていれば自ずと気づき、解消される部分であると思うので、繰り返しになるがCGの開発に入れなかったのが惜しまれる。
文字利光「丹波国分寺のCG復元とその問題」
こちらも上の土屋論文同様、CGを作れなかったこと、そのために復元と保存を混同するミスを犯していることが問題点として指摘できる。加えてこの論文では、作成したCGを学校教育や博物館展示などで利用する場合を想定した議論を行っているのであるが、その中で「博物館には人が来ないとはじまらない」→「そのためには楽しさ、エンターテインメントの要素が必要」という議論を展開している。このような提言は、特にかつて「マルチメディア」が流行した頃、博物館情報学や教育工学などにおいてさかんに言われたことであるのだが、真に受けない方がよいのではないか、少なくとももう少し批判的に検討すべきだったのではないか、と思われる。
山本拓矢「GPS活用による姫街道研究」
GPSを手に、実際に姫街道を踏破した努力は買いたい(ケモノ道のようなところまで分け入ったとのこと)。ただ、そうして作ったデータが、実際の姫街道研究にほとんど活かされていないのは残念(山本さん曰く、GPSのデータよりも、データを取りに現場に行ったことでわかったことの方が大きかった、との由)。先行研究の整理の部分については難点が多い。姫街道関連の先行研究をまとめる作業は割に早めに終わっていたのに、周辺分野の先行研究の調査がほとんどなされていなかったり、また先行研究から問題の所在を導くのも、時代が異なるものを一緒くたにして論じているところがあるなど、適切ではない部分も見受けられる。
Thursday, January 31, 2008
カニ温泉ゼミ旅行
1月29〜30日、かねてより4回生が(卒論をがんばるためのニンジンとして?)計画していたカニ+温泉旅行に行ってきたのでご報告。
29日朝9時集合。30分遅刻野郎が1名いたが、無事全員揃い、3台の車に分乗していざ出発。めざすは山代温泉、お宿は彩華の宿 多々見。
宿到着後、一部有志により那谷寺へ。ここは白山信仰の祖、泰澄が開いたとされるお寺である。境内には奇岩の霊場があり(写真)、山岳信仰チックな雰囲気満点であるが、標高はそれほど高くない。
宿に帰ったら、すでに浴衣男子による温泉麻雀大会が始まっていた (^_^;;
夕食はお目当てのカニ尽くし。メンバーの半数以上が食べきれないほどのヴォリューム。
その後、部屋に帰って、麻雀やらXBOXやら露天風呂やらで楽しいときを過ごす。
30日、チェックアウト後、まずは日本自動車博物館へ。クラシックカーが所狭しと敷き詰められており、展示というよりガレージの雰囲気(でも建物は洋館風)。たぶん学芸員さんとかはいないんだろう。車好きにはたまらんけど (^_^;;
写真は現存する唯一の日本陸軍95式小型乗用車(くろがね四起)。タミヤのプラモデルでしか見たことがなかったので、ちょっと感動。天井ギリギリの不自然な展示(どうやったんだろう (^_^;;)は、この車がデモンストレーションでこういう階段を上り下りしたというエピソードに因むのだろう。
次に、福井県立恐竜博物館。ここは建物がすごく未来的でかっこよく、展示もロボットやらCGやらで工夫されており、かなりお金がかかってる感じ。でもやっぱり、恐竜と言えば骨だろ!ということで、骨写真撮りまくり。
そんなこんなで非常に充実した2日間でした。
29日朝9時集合。30分遅刻野郎が1名いたが、無事全員揃い、3台の車に分乗していざ出発。めざすは山代温泉、お宿は彩華の宿 多々見。
宿到着後、一部有志により那谷寺へ。ここは白山信仰の祖、泰澄が開いたとされるお寺である。境内には奇岩の霊場があり(写真)、山岳信仰チックな雰囲気満点であるが、標高はそれほど高くない。
宿に帰ったら、すでに浴衣男子による温泉麻雀大会が始まっていた (^_^;;
夕食はお目当てのカニ尽くし。メンバーの半数以上が食べきれないほどのヴォリューム。
その後、部屋に帰って、麻雀やらXBOXやら露天風呂やらで楽しいときを過ごす。
30日、チェックアウト後、まずは日本自動車博物館へ。クラシックカーが所狭しと敷き詰められており、展示というよりガレージの雰囲気(でも建物は洋館風)。たぶん学芸員さんとかはいないんだろう。車好きにはたまらんけど (^_^;;
写真は現存する唯一の日本陸軍95式小型乗用車(くろがね四起)。タミヤのプラモデルでしか見たことがなかったので、ちょっと感動。天井ギリギリの不自然な展示(どうやったんだろう (^_^;;)は、この車がデモンストレーションでこういう階段を上り下りしたというエピソードに因むのだろう。
次に、福井県立恐竜博物館。ここは建物がすごく未来的でかっこよく、展示もロボットやらCGやらで工夫されており、かなりお金がかかってる感じ。でもやっぱり、恐竜と言えば骨だろ!ということで、骨写真撮りまくり。
そんなこんなで非常に充実した2日間でした。
Friday, January 25, 2008
発掘現場の写真撮影
花園大学 発掘日誌: 写真撮影に便乗して、情報歴史学コースでも新校舎予定地の発掘現場の写真撮影をしてきました。我々の目的はPhotoModelerなどを使った写真測量がメインですが、いずれは三次元CGによって平安時代の邸宅等を復元するための調査も兼ねてたりします。
最初に櫓に登って全体像の撮影。櫓はこんな感じ(上にいるのは高橋親分と子分の学生さん):
登るとちょうどJRの高架と同じぐらいの高さ。誰かが動くたびにゆれる。「怖いよー怖いよー」と言ってると、高橋親分曰く「え?本当に怖がってるの?皆さーん、もろ先生が本気で怖がってるよー」って、あんたなぁ (^_^;;
シャッターを切る手が震える…のではなく、恐怖で足を震えさせながら何とか撮影。降りるときはこんな感じ(いっしょに登った鹿谷君):
この上り下りで、何度家族の顔が浮かんだか(涙)。
櫓から全体像を撮った後は、地上から黙々と撮る。福島先生にお願いして博物館からCANON EOS 5Dを借りることができたので(お手伝い頂いた志水さん、ありがとうございます)、4GB弱の写真を撮ることができました。
最初に櫓に登って全体像の撮影。櫓はこんな感じ(上にいるのは高橋親分と子分の学生さん):
登るとちょうどJRの高架と同じぐらいの高さ。誰かが動くたびにゆれる。「怖いよー怖いよー」と言ってると、高橋親分曰く「え?本当に怖がってるの?皆さーん、もろ先生が本気で怖がってるよー」って、あんたなぁ (^_^;;
シャッターを切る手が震える…のではなく、恐怖で足を震えさせながら何とか撮影。降りるときはこんな感じ(いっしょに登った鹿谷君):
この上り下りで、何度家族の顔が浮かんだか(涙)。
櫓から全体像を撮った後は、地上から黙々と撮る。福島先生にお願いして博物館からCANON EOS 5Dを借りることができたので(お手伝い頂いた志水さん、ありがとうございます)、4GB弱の写真を撮ることができました。
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